谷 好通コラム

2007年06月22日(金曜日)

1660.西表島での二日間

沖縄にテストに来たのだが、
ドクターピッチが沖縄の自然にあこがれていると聞いたので、
つい、沖縄の自然、特に私が大好きな西表島の自然を彼に自慢したくなって、
ドクターピッチと共にテストのメンバーも一緒に西表島に行ってしまったのだ。

 

この写真が何を示すのか、
石垣島から西表島に安栄観光の高速船に乗ったことのある人なら分かります。

 

 

西表島では一日、マングローブの森に囲まれた河をカヌーでさかのぼり、
亜熱帯の森を堪能して、
翌日は、珊瑚の海をスノーケリングで楽しんだ。

 

しかし、西表島の自然をドクターピッチに自慢するつもりで、
カヌーとスノーケリングを組んだのだが、
ドクターピッチは、昔、若い頃、カヌーはカヌー(カヤック?)の選手であり、
ドナウ川で鍛えたその腕は
バイエルン州の大会で4位になった事があるそうで、
西表島・前良川(マイラ川)のゆっくりした流れなど屁の河童で、
ドンドン先に行ってしまう。
しかも、二人乗りカヌーで、前に漕がない吉村さんを乗せてである。
まったく恐れ入ってしまった。

 

ドクターピッチは、西表島のマングローブの森も、
すべての自然がすべて素晴らしいと言ってくれた。
みんなも喜んでくれたようで、救われた。

 

 

カヌーで川をさかのぼったあと、小さな滝を見にトレッキングがあったのだが、
私は足の都合で険しい山道は絶対に歩けない。
こんな時は、河で一人で待つのだが、この時間が素晴らしいのだ。
河は静かそうで、実は、鳥の声、羽音、魚の飛ぶ音、何やら解らない音で
けっこう騒がしい。
至福の時である。

 

 

その日の夜、深夜1時半、
目が覚めたので、宿の近くの海岸まで出て行ったら、
空いっぱいに“天の川”が見えて、その神々しいまでの姿に感動した。

 

 

 

次の日は、珊瑚の海でスノーケリングである。
西表島・大原港から小さな漁船のようなボートに乗って、パナリ島という島に行く。
島の周りは
珊瑚礁の宝庫で、こんなすごい珊瑚礁を初めて見た私は、
大感動の連続であった。

 

ところが、ピッチがこれまたスノーケリングの達人で、
私達がスノーケルをくわえてプカプカ浮いているのが精一杯なのに、
ピッチは海の中を自由自在に泳ぎまわり、はしゃぎ回っていた。
・・・・・

 

 

この日お世話になったガイドの“山本さん”(一番左の人)は、メチャクチャすごい人だったのです。

 

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