2008年06月08日(日曜日)

1937.計画を立てる難しさ

今日の午前中はずっとスケジュールソフト「サイボウズ」で
6月いっぱいの予定を調整していた。
午後からは私の楽しみである快洗隊巡りだ。

 

今月、6月は当初に四日間かけてロスに行ったし、
来週には快洗隊のFC店を中心とした二日間の集中研修会があり、
再来週からキーパープロショップの研修会が、
全国のアイ・タックのトレセンで6日分開かれる。
そのための移動の時間も考えなければならないし、準備の時間もいり、
両方の研修会で約10日間の予定が埋まる。
しかも、唯一の私の遊びである「ゴルフGTIカップレース」が
「つくばサーキット」で6月22日にあって、練習も入れれば2日間費やし、

 

ましてや6月は、アイ・タック技研?の決算月でもある。
やらなければならないことは山ほどある。
加えて「車BIYOH」の提案の骨子を今月前半には絶対に作り上げたいし、
北海道も、九州も、大阪も、横浜も、
東京もすでに営業的な予定が入っている。
上溝店のオープンが6月20日にあるし、
札幌店も拡大オープンも6月中にはせねばならない。
大府店はすぐにも店舗デザインを決めなければならない。
これからの仕事の予定を立てる前に、
最初からかなり日程がタイトになっているのだ。

 

それでも快洗隊の少なくとも直営店、少なくとも愛知県内は月に二回は訪問したいし、
訪問はどうしても日曜日になるし、今までもそうして来た。
そうすると、すでに土曜日も日曜日もすべて埋まるので、
二ヶ月前に考えた「ひと月に一回だけ4連休を取ろう。」計画などすでに木っ端微塵だ。
それでもなお、会社として持っている計画の大きな流れは進めなければならない。
やりたいことは、まだまだたくさんある。

 

こんな感じでスケジュールを隙間なく埋めていくと、
充実感で楽しくはあるのだが、
ひょっとして、
不意に大きなチャンスが飛び込んできても、
すぐに反応できないかもしれない。
あるいは、何かアクシデントがあったら
すぐに対応しきれないのではないかと不安にもなる。
最悪、私自身が動けなくなるようなことでもあったら、一体どうするのか。

 

だから、予定はあまり立てないほうがいいのか?
予定で身動きできなくなるのは賢い行為ではないのか?

 

とんでもない。
今ある予定はほとんど自分で考えて立てた予定なので、
その予定によって、仕事としてやるべき事が果たされるわけであって、
物事が進んでいくスピードはゆるまない。
たとえアクシデントが起きたとして、
それにすばやい対応をしたとしても、
それは自分の意志で決めたスケジュールがキャンセルされ、
物事の進むスピードが少し遅くなるだけであり、進むことには違いない。

 

しかし逆に、自らすべき仕事や、
進まなければならない事を果たすべき仕事を、
自分の意志で入れていかなければ、
あるいは、決まっているルーティンの仕事だけしか入れていなければ、
外部から入って来る予定できっちり埋まってしまうことになる。
すると、
すべき仕事、進めるべき仕事が出来なくなり、
「忙しくて出来なかった。」という情けない言い訳を言うことになる。

 

すべき仕事、進めるべき仕事は、「すべき」であり「すすめるべき」なのに、
それをやるため行動の予定を入れないばかりに、
外から入ってくる、つまり外からの意志の仕事の予定ばかりに埋め尽くされて、
自分のやるべき仕事をやりもせずに、
「忙しくかったので」と平気で言うのは、
やるべき仕事をやらなかったのに、
仕事をやったような気になってしまうのは、仕事が出来ない人の典型である。

 

行き当たりばったりの行動しか出来ない人は、
つまり、自分の意志で自分の仕事を決め、
自分の意志を進めるための仕事が出来ないことであり、
「仕事をさせられている人」になる。

 

私の仕事にはキチンと自分の意志で決めた目的があり、
そのための目標も持っているのだから、
それが果たされる方向にスケジュールを立てていくことは、
これこそ自分の意志であり、仕事をしている目的を果たすことにもなる。

 

これでいいのだ。
と、自らにハッパをかけるが、
しかしそれにしても、今月もまた・・・すごいスケジュールになってしまった。

 

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