2008年09月07日(日曜日)
2011.福井、一宮から甚目寺店へ
昨日は夕方までぴっちりと営業所長会議を行った後、
夕方から福井に走った。
デザインをお願いしている「プロデュース」という事務所が
「ボクササイズ」という
ボクシングの練習を取り入れたエスクササイズのジム「BOXY」をやっていて、
そのジムの中で、ジャズのライブを1年に一度やっている。
それにご招待を受けて、走っていったのだ。
色々あったようだが、なかなか良いライブであった。
しかし、カメラを本社事務所に忘れて行って、そのすごい様子の写真が撮れなかった。
残念。私はどうしてこう忘れ物が多いのだろう。
ライブが終わって、名古屋に帰って来たのは午前1時半。
帰りは同行の増田君がすべて運転してくれたので助かったが、
それでも、やっぱりくたびれた。歳のせいでパワーがおちたか。
今日はそれでも、朝、一宮に行って新店の下見をした。
閉鎖SSを快洗隊に改造するパターンだ。
今年になってからこのパターンで新店を造るは3店目である。
今、東京の板橋で作っている板橋店(11月初旬オーブン)は更地からだが、
一宮のこの店は、改造パターンなので10月から改造工事を始めても、
板橋店と同じ11月初旬のオープンとなる予定である。
これで18店舗目の直営店になるわけだが、
店舗設計もかなり慣れてきて、
こんな図面の上に車のシールを貼り付けていくだけで、
かなりハッキリしたイメージを持てるようになった。
これは車の導線と作業キャパシティ重視のボツの案。
こちらが、来店されたお客様の視線と、安心感、品質感を重視した実施候補案。
この写真だけではさっぱり分からないでしょうが、
こんな簡単な方法で、基本的なプランを考えていくのです。
このあと、キチンと寸法を出して見て、不具合を考え、
また新しいプランを考えることも含めて、関係者との本当の検討を始めていく。
簡単なプラン出しは、近く喫茶店でボソボソとやった。
それはそれでいいのだが、
この喫茶店、トイレが和式だったのだ。
寝不足もあって予定外の便意をもよおした私は困った。
ズボンを下して、便器をまたぎ、座り込まなければならない。
しかし足にちょっと不自由のある私には、こんな簡単な行為がなかなか大変で、
迫りくる便意と戦いながら真剣に必死にその格好をしたのだが、やっぱり果たせなかった。
果たせなくても立たなければならない。
しかめっ面をしながら必死に立った時、
トイレットペーパーの器具に手をついてしまい、コールペーパーが下に落ちた。
「泣きっ面にハチ」とは正にこのこと。
泣きそうになりながら、便意と戦いつつ、トイレットペーパーを直す。
やっとのことで出てきたら、便意などどっかへ引っ込んでしまっていたのは幸いだった。
そんな苦労をして出て来て、
考え付いたのが第二案である候補案だ。
トイレで誰にも知れずあんな苦労をしなければ、
ボツになった第一案しか出なかったかもしれない。
そういう意味では、ラッキーであったのかもしれない。
そのあと、一宮に比較的近い甚目寺店に行く。
8月の月末に奇跡の予算達成をして、
いっしょに「おちょぼ稲荷」にお礼参りに行った甚目寺店である。
甚目寺店は9月の滑り出しが良くない。
快洗隊全体では、
お天気の不良で低調でありながらも
前年対比126%(前年実績のある13店舗で)なのに、
甚目寺店は58.8%と気の毒になるぐらい超低調なのだ。
しかし、今日はさすがに店舗内は混んでいた。
8ヶ月連続予算達成を続ける甚目寺店の
堀店長はじめ伊藤チーフたちスタッフはみな真剣である。
最初固さを感じた角谷君のかなり慣れてきていて、いい動きをしていた。
何より笑顔がいい。
「仕事面白いか?」と聞いたら、
「いや~~面白いですね。」と答えてくれた頼もしい森君。
鳴海店の田沢君が応援に来ていた。
一級資格を取ったらしく、ツナギがカッコいい。
お父さんになった伊藤チーフ。ますますいい仕事をしてくれるはずだ。
かなり必死な堀店長。
受注接客も真剣そのもの。
甚目寺店から帰って、大変なことに気が着いた。
「財布がな一い!」マジにあわてた。
落ち着いて考え、よく考え、思い出した。
新店のプランを考えるために入ったあの「和式トイレの喫茶店」だ。
ズボンを下して便器をまたぐために、尻ポケットに入れていた財布を「棚」に置いたのだ。
それから、情けない格好で苦労をしたので、
「棚に置いた財布」を忘れてしまったのだ。
「くっそ~~~~情けない。クソも出ないのに、くっそ~~~~じゃ、シャレにもならん。」
ブツブツ言いながら、焦って、一宮のあの和式トイレの喫茶店に走った。
・・・・・・
結論を言うと。あった。
バカな私が和式トイレに忘れた財布は、
親切なお客さんが、店に渡してくれていたのだ。
「はぁー、一宮はいい街だ。いい街だ。いい店が出来るぞ。これは。」と思った。
私の忘れ物は、もう、はっきり病気である。
そして一宮はいい街です。
間違いありません。
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