谷 好通コラム

2009年01月24日(土曜日)

2120.冬が来ないと春も来ない

今日の愛知は午前中、寒さが厳しく雪まで舞っていた。
どの快洗隊店舗も振るわなかった。
しかし昼過ぎから太陽が出て寒くはあったが中々の来店があったようで、
久しぶりに少し土曜日らしい実績が届いている。

 

明日の天気予報では「晴れ」の一言であった。
きっとどの店舗も、車をきれいにしようとお客様で賑わうだろう。
それでも1月はやはり1月であって、年一番の閑散月であることには違いない。

 

 

年一番の繁盛月である12月の次に、
年一番の閑散月である1月がやってくるのは、
そのギャップが大きすぎて、誰もが沈み込み、12月のお祭り騒ぎの反動で不安すら覚える。

 

しかし、1月と2月と「冬」が来なければ、「春」は来ないし「夏」も来ない。
1月、2月が来れば、間違いなく忙しい3月が来るし、
もっと忙しい4月も来るのだから、
1月と2月も来ないと困るのだ。

 

2月には、これでもかと言うくらいスタッフ全員の研修スケジュールを用意した。
来たる新車が最も販売される3月を
「新車コーティング・ダイヤモンドキーパー」ラッシュで迎えるために、
2月いっぱい各店舗10,000枚ずつのポスティング計画も立てた。
1月は、しっかりと年末の疲れを癒す休暇をとるべきで、
正月明けの「冬」は閑散期であっても、1月、2月だからこそやるべきことがある。
沈んでいたり、不安がっている暇などない忙しい月であるべきなのだ。

 

今の不景気、100年に一度だそうだが、100年続くという訳ではない。
こういう時だからこそ、やるべきことがあり、
その方向さえ間違えなければ、不景気風が止んだ時、
気付かぬ間に大きな力を蓄えていることにもなる。

 

冬が来れば、必ずそのあとに春がやって来て、夏もやって来る。
いやだと言ってもやって来るのだ。

 

今、寒さと、暇に負けて沈んでいたり、怠けたりしていたら、
春がやって来た時に動けなくなって負けてしまう。
今こそ、自分のやるべきことを、全力でしっかりやっておけば、
春がやって来た時、その春を謳歌するような活躍することが出来るだろうし、
体力勝負になりがちな夏には、多分、勝っているだろう。

 

どんなに雪と風が吹き荒れているような空でも、
その雲の上には、透き通った空が必ずあるように、冬があるから春が来るのだ。

 

 

開発部のこやつが春がもっと春らしくなる春の素を持っているのです。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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