2010年01月07日(木曜日)
2397.1月のチャンネル、びじょとやじま
今日は寒さもほどほどで、よく晴れた日であった。
しかし洗車日和かと思えば、本日の快洗隊の日報報告は徐々にさびしくなってきている。
ダイヤとかクリスタルキーパーがある店舗はそれなりの実績であるが、
多くの店舗は「そろそろちょっとした冬眠」を感じさせられる。
熱狂の年末が終わって、
お正月明けもしばらくは、年末の余韻のように
年末に洗い損ねた人や、遠出から帰ってこられた人が快洗隊に来店されるが、
そんなお客様も10日を過ぎてくるとそろそろ尽きて、
たぶん、次の土日が少しにぎわうだけで
その後はいよいよお客様のご来店が少なくなってくる。
積雪のある地方では、
道路に撒かれる融雪剤(塩化カリウム)が
車に着けたままにしておくと錆(さび)の原因になるので、
ざっと水洗いする車が多く、一年中で一番洗車台数が増える季節である。
しかし、
ほとんど雪が降ることはない日本のほとんどの地方と都会では、
一月、二月は洗車などが一番少なくなるシーズンでなのだ。
12月を100%とするなら、1月2月は45%の売り上げが標準的である。
しかし「車を守るのが目的であるカーコーティング」がよく販売されている店舗では、
これが60%にとどまるのは
カーコーティングが、洗車とは目的が違う商品である証拠だ。
なぜそうなのかを考えても仕方ない。
お客様の「洗いたいマインド」が一年のうち一番低い時なのだから
こちらがいくら「洗いたい。」と思っても、
洗車をするかどうかを決めるのは、
100%、お客様なのだから、こちらの都合を並べずに受け入れるべきなのだろう。
店舗の売り上げが45%になるならば、
仕事量も45%になる。
そうは言っても晴れた日に一人のスタッフというわけには行かないので
店舗に常に二人はいる。
だから実際のスタッフの総労働時間計は50~55%程度になる。
ただコーティング商品が最も充実している店舗では
1月2月でも12月の60%程度にとどまるので
総労働時間は65%以下にはならない。
いずれにしても1月2月は、
12月にほとんど休みなしで働いた戦士たちが、交代でゆっくり休む時期である。
少なくとも在籍する社員は12月と同じ人数なので交代で休むことになる。
バラバラと休みをとってもキリがないので、
今年からスタッフ一人一人が一週間連続の休暇を強制的にとって、
12月の過出勤と年休を消化することになった。
12月と1月、2月では快洗隊では全く違う時間が流れるのであって、
そのチャンネルの切り替えがうまく出来ない店長は、
このビジネスの世界では失格となる。
頭の中のチャンネルをそろそろ切り替える時期が来ているのだ。
一昨日から今日まで東京で仕事。
昼近くにちょっと時間が余ったので快洗隊足立店に立ち寄った。
ガランとした1月の足立店に二人だけでの営業がちょうど似合っていた。
びじょとやじゅう。・・じゃなくて、
かわいい子とやじま。
久しぶりにわりと早い時間に新幹線で名古屋に帰る。
夕日になりかかった小田原付近から見えた富士山の中腹にかかった雲が、
まるで中腹の宝永山から噴煙を上げているように見えた。
今度富士山が爆発するなら宝永山から噴火すると聞いたことがある。
とすると、こんな光景になるのか。
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