2010年02月07日(日曜日)
2419.昨日と今日、台湾料理屋で飲んだ
昨日は全国営業所所長会議。
終わってから、本社事務所の前にある台湾料理の店で飲んだ。
ここでは「火鍋」が定番なのだが、
10日に名古屋営業所のみんなと
「火鍋」を食べる約束をしているので、適当な料理を頼んで飲んだ。
今日は、明後日開かれる快洗隊の全店長会議の打ち合わせ。
終わってから、今度は快洗隊大府店の先にある台湾料理屋で飲んだ。
同じ台湾料理を看板にしている店だが、メニューはずいぶん違う。
昨日、台湾料理の店で飲んだし、明後日も台湾料理屋で火鍋の予定なので、
今日は和食とか違う料理にすればいいのに、
せめて違う店とは言えども、やっぱり台湾料理の店であったのは訳がある。
日曜日の夜9時にやっている店といえば、
大府のような中途半端な田舎町では台湾料理の店ぐらいになってしまうのだ。
それとも「吉野屋」か「焼き肉屋」。
焼き肉はちょっと重過ぎるし若者が騒いでうるさい。
私たちのように曜日も時間も関係なく仕事をしている連中には
手っ取り早いのが台湾料理屋となるのだ。
愛知県は異常に台湾料理屋が多い。
台湾料理屋と言っても出る料理は本物の台湾の中華とはまったく関係なく、
日本の中華風料理である。
それを台湾とは関係ない中国本土の中国人が経営している。
これがなぜ台湾料理として愛知県に集中して存在している理由はよく知らない。
思い当たるのは「味仙」という台湾料理屋で、
私が十代のころから名古屋の下町「今池」にあった。
そこで「台湾ラーメン」というやたらに辛くてひき肉が乗っているラーメンがあった。
「味仙の台湾ラーメン」とは、「味仙」が創作した「台湾ラーメン」で、
台湾には存在しないラーメンだ。
日本の味仙が作った日本にしかない台湾ラーメンが、
愛知の「味仙」の発祥であることが、
なぜか愛知県に台湾料理屋が多くなった発端ではないだろうか。
私がそう思うだけで、何の根拠があるわけでもなんでもない。
ちなみに日本の中華料理は、
「中国には存在はない日本流の中華料理」である。
日本で食べられる中華料理は、日本特有の中華のような「日本中華料理」である。
これは中国に77回行ったことがある私の確信である。
それと同じように「台湾料理屋」は、台湾には存在しないような料理ばかりである。
それは、台湾出身で、今、上海に住んでいる「頼さん」が、
本社の近所の台湾料理屋に一緒に行った時、
「こんなもの台湾には絶対ないよ。」と
えらく怒って文句を言っていたことをみても事実である。
日本流台湾料理の台湾料理屋がうまいかと言えば、
圧倒的に安いので、値段の割にはうまいと言える。
値段の割にはうまい。
たしかにうまい。
でも安いからうまい。
「吉野家」「すき屋」「マック」「ラーメン屋」「うどん屋」「餃子屋」
こういう外食が、この不況下で伸びているとテレビで言っていた。
私も「台湾料理屋」によく行く。
しかし、おいしいから行くのではなく、
いつでもやっているから便利で、手っ取り早くて、安くて、・・・・・・
それ以上の動機でこの手の外食に行くことはほとんどないが、
この手の外食にはよく行く。
特に台湾料理屋はどこも接客の面ではほとんど最低だが、
店の人が日本語が分からない人なので、「しょうがない」で済んでいる。
いまや名古屋名物の喫茶店よりも多い「本当の台湾の料理ではない台湾料理屋」。
地球上にたくましく
その生活圏を広げていく中国人そのもののようで、
好きではないが、自分もちゃんと利用している中国製品と同じように、
これから私たちの生活の中でも、
たくましく、どんどんその色を濃くしていくのだろう。
5人で「もう腹がパンパンで食べられない」ほどに腹いっぱい食べて、
ビールやら焼酎を一人四杯ずつくらい飲んで、
1万2千円ほど。
中国経済が世界で一人勝ちしている訳がそこにある。
でもそれだけ。
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