谷 好通コラム

2010年04月20日(火曜日)

2479.コーティングとユーザーメリット・その3かな?

車の塗装を守り続けることが一般のユーザーニーズと考え、
Keep uP care 「塗装面改善の方向性」という考え方で、
3ヶ月周期で施工するポリマーコーティング「KeePre」を提供してきた。
実際の手法は、まず質の高い手洗い洗車を提供することによってお客様の信頼をいただき、そこからステップアップする形でKeePreを施工させていただいた。
全国のKeePre施工店でもそうであったし、
専門店「洗車屋・快洗隊」でそうであった。

 

KeePreは、広く一般のユーザーの支持をいただき、
施工店さんのお力もあって、日本国中にKeePreコーティングは広がった。
KeePreの考え方は商品としてユーザーニーズに合致していたから、
15年間増え続けたのだろう。

 

しかし、その頃、カーディーラーさんが新車販売時に、
磨き屋さんがマニアックな人たちに提供していた「5年耐久コーティング」を、
「一般の人」に販売をしはじめたが、
「そんなには続かないだろう」と思っていた。
この手の商品は「一般の人」にはメリットがないと考えたからだ。
しかしカーディーラーさんの力はすさまじいものがあって、
何年かのうちに、街を走っている車の半分近くまでが
何らかのコーティング施工車になってしまった。

 

そして、KeePreを定期的に施工していただいていたお客様が、
「新車を買った時、5年保証コーティングかけたから、これからは水洗い洗車だけで。」
という声が多くなってきた。
それでも、キーパーコーティングの施工台数はまだ増え続けていたが、
5年耐久のコーティングがユーザーの一つの常識になりつつあるならば、
それもユーザーニーズであると考え、
本当に5年間の耐久性を持つコーティングを提供しようと、
ボディガラスコーティング「ダイヤモンドキーパー」を発売した。

 

ボディガラスコーティングは、
無機性の物質で出来ていて、
有機物であるポリマーコーティングとは別次元の耐久力がある。
しかし無機質であるが故に、
水道水などに含まれているミネラル分が固着し
「水シミ(ウォータースポット)」をつくる悪癖があった。
この問題を解決できなければ、5年耐久はあり得ないと考え、
独自のハイブリッド構造とし「水シミ」を防止する5年耐久コーティングとして
最高と思うものを作ったのだ。

 

ダイヤモンドキーパー ハイブリッドは一定の成功を果たした。
特に専門店である快洗隊ではかなり販売されたが、
5年耐久コーティングは新車を買った時に施工される傾向が強く、
キーパーの主なる販売チャンネルであるSSさんではかなりご苦労をされた。

 

それでも一生懸命に活動をしていた時に、
ふとしたきっかけで今あるクリスタルキーパー、
つまりガラスタイプのクリスタルキーパーが出来あったのだった。

 

分子量が低く比較的低分子の状態のダイヤモンドキーパーケミカルの特性を活かし、
水を介して塗装上に塗布することによって強制的に硬化反応を起こして被膜を造る。
そんな独特の手法で「1年耐久のボディガラスコーティング」を作ることが出来た。

 

ガラスコーティングとしての独特の深みのあるツヤと、
紫外線、酸性雨などの塗装の破壊要因から塗装を守る能力は、
ダイヤモンドキーパーの性能そのままである。
その上で被膜自体の耐久性がダイヤモンドキーパーの5年に対して、
1年耐久と割り切った独自の施工手法で施工時間もうんと短くなり、
1万円台での販売も可能になった。

 

その結果、
・ガラス特有の透明感あるツヤで、施工前と明らかに違うツヤ
・1年間ノーメンテナンス。1年間何もしなくていい。洗車だけ
・汚れにくく、洗いやすくなって楽になる
・紫外線、酸性雨から強力に塗装を守るので、車の価値をも守る。
・水シミが固着しない
というユーザーメリットと共に、
・一度の出費が現実的で許容範囲の1万円台。
・1年先なら誰もが予想できる現実的な1年耐久。
・頻繁に施工に来店しなくてもいい。
という現実的な商品に仕上がった。

 

こういうコーティングが正に「一般の人」が期待するものであったのだ。
このユーザーニーズがSSさんにぴったりとフィットしたのは、
1年サイクルのコーティングなので、
身近な店舗での施工が現実的である。
SSさんや、ドライブショップさん、
そしてキーパーラボ(快洗隊)のような洗車・コーティングショップなどが考えられ、
とりわけ一番身近な存在であるSSさんでの販売に火がついたのだった。

 

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仙台でのキーパープロショップ研修会が終わって、今は、仙台のホテルの中。

 

連続ものは、過去に何度かしんどい目をしているので、
こういうのは、もう書くのはやめようと思っていたのに、
また書き始めてしまって、苦しんでいる。

 

また、今回も「その3」ぐらいで
話のピントがはずれた方向に行っていることに気が付いてはいるのだが、
軌道修正するにはかなりの文をボツにして、
書き直さなくてはならないが、
ままならず、
このまま、とりあえず、今回の話として終わってしまおう。

 

 

・・・、飲みすぎた。
もう、今日はもう書けない。

 

 

仙台の桜は、今からが、見ごろである。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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