2010年10月02日(土曜日)
2622. ひょっとして休みになるとちょっと嬉しい
考えてみれば、私自身もう何週間も休みなしで飛ばしてきた。
それに付き合ってパソコンも全国を駆け回ってきた。
そのパソコンが、一昨日、仙台から帰ってくる飛行機の中で壊れてしまった。
上空でブログの文章をいつものように書いていて、
いつものように「着陸態勢に入りましたので・・・・」のアナウンスがあり、
いつものようにパソコンの電源を切ろうとしたが、
「ログアウトしています。」のメッセージが出たままシャットダウンができなかった。
そのまましばらく待ったが、キャビンアテンダントさんが
「電源をお切りください。」と催促するので、
仕方なく、電源スイッチで強制的にOFFにした。
そののち家に帰ってからパソコンを開こうとしたら、
立ち上がらなくなってしまった。
しかし以前にも一度同じようなことがあったので、
それほど大事だとは思わなかったのだが、
調べてもらったらパソコンの心臓部であるハードディスクが壊れていたという。
だから、パソコン内のデータが何も使えなくなってしまっている。
業者に頼めば壊れたハードディスク内のデータを読み取ることは出来るそうだが、
その作業に一週間ほどもかかると聞いた。
だから今、パソコンに入っていたデータをほとんど何も使えないでいるのだ。
8月2日に一度バックアップを取っていたので、
それ以前のものは使えるので不幸中の幸いではあるが、
やはり現実に使うのは新しいデータであって、それが無い不便さはどうしようもない。
写真のデータも、カメラのSDメモリーからこまめに必要な写真を取り出して
パソコンに保存していたので、今の状態ではほとんど何もない。
お手上げ状態である。
バックアップはこまめに取るべきとは常識のことだが、
その作業に長い時間がかかるので、
パソコンを使わない時間をそんなに長く取れる機会がそんなにあるわけでもなく
二ヶ月近くもそのまま使っていたこともイカンかったなぁと思うが致し方ない。
ほぼ毎日パソコンをキャリーバックに入れてガタゴトと走り回っていたので、
その振動がよくなかったのだろうか。
壊れたパソコンは新しくしてからまだ数ヶ月しかたっていないほとんど新品だ。
使いすぎで壊れたのではなく、振動がいけなかったのだろう。
私自身も、遊ぶ日が何日かはあったにせよ、
頭と体を休ませる日を持ったことは今年になってからまだ一日もない。
アクセルを踏みっぱなしのエンジンは消耗が激しく壊れるのも早いものだ。
パソコンが使えなくなって、人間の方もそろそろ一度クールダウンされないと、
本当に壊れてしまうかもしれないなと思った。
そういっても、KeePer PRO SHOP研修会の準備も進み、
今回の研修会は少人数(25人)かつ全国の隅々で開催することになっているので、
10月から11月にかけて合計60回の開催を予定している。
今回は私がすべての会場に行くわけではなく、
私と、畠中、鈴置の両常務と手分けして回るが
それでもすでに10月から11月までほとんどの日に予定が入っている。
そのスケジュールの隙間と研修会の無い土日に
普段のスケジュールを詰め込んでいくので、休むような場面はまったく無いだろう。
壊れたパソコンにわが身を映すと、これはちょっと危険だなと思い始めた。
一ヶ月ほど前にたまたま今日のスケジュールの欄に
「ひょっとして休みになるとちょっと嬉しい」と入れておいたら、
誰も予定を入れてこず、そっとしておいてくれた。
せっかくなので、
今日はもう、パソコンを開かず、何も考えず、ボォーっとしてみよう。
三日前、中部から青森へ飛んだ飛行機から久しぶりに富士山を見た。
飛び立ってから10分ほどたつと、
御嶽山の噴火口の上に来て、その遠方に富士山が見えるツーショットになる。
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