2010年11月05日(金曜日)
2649.今日の星占いはBADだが、最高の一日であった
イカンイカンと思いながらも、今朝、またテレビの星占いを見てしまった。
そんな物を信じるような根拠も何もまったくないのだが、
どうも気になって、つい見てしまった。
思い起こせば、私が中学校、高校の頃は、
昔、中日新聞に載っていた「今日の運勢」を毎日見ていた。
人には運勢とか、決められた運命などというものがあるのだろうか。
私は無いと思いたい。
色々な偶然が重なって自分の周りの状況が如何に変わって行っても、
その時点、時点での自分の意志で決めた行動で、
すべての結果を作りえるものだと思いたい。
しかし、抵抗しがたい力が働いていて、
自分の行動の結果を左右しているような気もしないではない。
私は運のいい男だと思っている。
ギャンブルにはからきし弱いし、相場とかにもまったく才能が無い。
やれば100%損をすることは経験で身にしみている。
しかし、少なくとも事業などにおいての色々な巡り合わせには、
運命的な強運を感じる。
「あの時、あれをやっていなかったら、
今、全然違った展開になっていた。
なぜ、あの時、あれをやっておかなくてはと思ったのか憶えていないが、
まさにあの時点で、あれをやっておいて良かった。」
過去において、そんな風に思うことがいくつもあった。
それを言うと、
私に「先見の明があったんじゃないですか。」と言われることもあるが、
私にそんな能力があるとは思えない。
あるとするならば、運の強さだろうか。
それを会社の仲間に言うと、
「運の悪い人間が社長をしている会社に勤めた社員ほど、
運が悪い社員はいない。
多少、社長の能力に問題があっても、幸運に恵まれた社長のいる会社の方が
社員にとってはうんといい。」と言う。
なるほどな、と思った。
そういう意味では、
確かに私は能力的には問題が多いが、
運の強さでここまでやってこれたのかと思うと妙に納得できる。
しかしそれにしてもテレビの星占いでは、
私はいつも「BAD」が多いような気がする。
今日も12の星座の中では8番目でBADであった。
思うに、人間が生年月日で運命が決まるなら、
人間の運命は365種類しかなくなることになるし、
星座ならば12種類になってしまう。そんなバカなことはない。
私の生年月日とぴったり同じ人がいる。
今はもう死んだ「横山やすし、やっさん」である。
天衣無縫でむちゃくちゃな人生を歩み、
多くの人から叱られながらも、もっと多くの人から愛された人だ。
私は彼が嫌いではないので、
同じ生年月日であることに抵抗も何も無いが、
彼の人生と私の人生は、まったく違うし、同じ運命を背負っているとも信じられない。
星座占いも、どんな占いも「統計学」から出来ていると言うが、
その「統計」と言う物のほんの一部も見たことが無いのはおかしい。
そんな統計があるとも思えない。
たぶん占いなんてどっちでもいいことに違いない。
自分が何を考え、何をするかということが肝心なわけで、
やっぱり、ただ自分は運が強い人間であると信じていることが一番いいようだ。
しかし、運がいいだけでは結果は出ない。
やるべきことを決め、
それをみんなでやることに意味を見出し、
みんなでそれを共有して、方法を決め、
あとは気合と根性でがんばる。
死ぬ気でがんばる。
それで、運がよければ最良の結果が出る。
そういうものかな。
今日は福山でのキーパープロショップ研修会。
この研修会には、
キーパー選手権全国1位と3位のプロショップの責任者の方が出席した。
今回のすべての研修会では、
「第6回キーパー選手権上位入賞店からのヒント」というビデオを流しているか、
そのビデオの中で、その全国1位と3位のプロショップの店長が
非常に挑戦的な言葉で、みんなに素晴らしい刺激を与えてくれている。
そのご本人の前で、そのビデオを流したのだが、
お二人はビデオの中の自分の姿を直視できないように照れていたのが、面白く、
私も自分のように嬉しかった。
そり彼らの言葉に
「死ぬ気でがんばりましたよ。」「人ありきですよ。みんなのおかげです。」
自分ひとりで頑張ってもたかが知れている。
みんなの力を合わせて最高の結果を出せるものだ。
そして、みんなで、気合と根性。死ぬ気でがんばって、
運を引き寄せ、最良の結果を出し、みんなで喜び、みんなの誇りとする。
運は最後の最後の要素であるかもしれないが、
それをも自分たちで引き寄せられるものかもしれない。
星占いではBADであったが、
今日は最高に元気をもらえた素晴らしい日であった。
今日集まっていただいた最高のプロショップの皆さん達と、
全国1位と3位の大目さん達。
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