谷好通コラム

2010年11月17日(水曜日)

2657.筋肉痛と強烈な睡魔との闘い

この二日間、かなりの筋肉痛に悩まされた。
普段まったくトレーニングもせずに、いきなりレースに出るのは無謀であるのか、
体中の筋肉と関節の痛みで、体がバラバラになりそうだ。
歩いていてもロボットが歩いているようにギクシャクしているのが自分でも解る。

おまけに、とにかく眠い。
いつもは夜12時を過ぎて、1時、2時くらいに寝て、
朝7時に起床するのが普通であったのに、
昨日とおとといは夜11時くらいになると猛烈な眠気が襲ってきて、
とても目を開けていられないぐらい眠くなってくる。
また昨日と一昨日は、夜、飲んでしまったので、
家に帰ると、
バタンと音と共にベッドに倒れ込み、
そのまま秒単位のスピードで熟睡状態になってしまった。
(もちろん、歯磨きと着替えはしているのだ・・)

それから次の日の朝7時まで寝てしまうのだから、
なんと、二日間とも8時間も寝てしまったことになる。
それでも、昼間アクビが出るのは、よほどこの老体が疲れているのだろうか。

筋肉痛と強烈な睡魔との闘い。
今年最後のレースのあと、我が二日間の戦いであった。

なんちゃって、
二日間もブログを書かなかったただの言い訳でしかない。

一昨日はドイツからSONAX研究室の責任者であるDr.ピッチと、
新しい担当者であるファイフェルさんが、
日本のSONAX窓口である吉村さんと共に本社を訪れた。
新しい製品についての打ち合わせと、今の製品の改善の検討。
そしてテスト、テスト。

今回の話し合いとテストで、
私たちアイ・タック技研とSONAXが、
真にお互いがお互いを必要とし合っている非常にいい関係であることを、
改めて再確認をした。

良好な仕事の関係とは、
一方が一方のためだけに存在していては決して成り立たないし、続かない。
お互いがお互いに必要とし、
お互いがお互いに、お互いの利益を生む存在であるべきだろう。
私たちはSONAXと、妥協のない開発を通じて、
お互いが持っている力で、お互いにそれぞれに欠けている部分を補い合い、
お互いが持っている力を出し合って、
それぞれが単独では造りえない物を、高い次元で実現していく。
そんな関係が、10年に渡るやり取りで築き上げられてきたと思う。

一方が、己のためだけに一方的に利益を得る関係では、
決して大きな成果は成しえない。
片方が片方から奪うだけの関係とは、
これは犯罪的な関係であって、その典型が泥棒であり強盗なのだろう。

ビジネスとは、お互いがお互いの力を合わせてお互いの利益を考えるものだ。

私たちは施工店さんに私たちに出来うる限りの技術をお伝えし、
私たちが持っている出来だけのノウハウをお伝えし、
私たちが出来うる限りの応援をさせていただいて、
施工店さんに成功していただくことを真剣に考える。
そのことが、自分たちのビジネスを成立させる唯一の方法と思う。
だから、
私たちはユーザーのことを真剣に考える。
ユーザーに信頼され、ユーザーに必要とされる存在であり、
ユーザーに喜んでいただけることが、店舗の成功につながり、
しいては施工店さんの成功につながるはずなので、
真剣にユーザーのことを考え実行したことを、施工店さんにお伝えする。

お互いがお互いのことを考え、
お互いの成功のために、お互いの力を合わせる。
お客様との関係もそうであり、
ビジネスパートナーとの関係も、家族との関係も、
会社との関係も、経営者と社員の関係も、同じような関係ではないだろうか。

これはすべてに通用する大切な法則のような気がする。

SONAX Dr.マンフレッドピッチと、ファイフェルさん、吉村さん