谷好通コラム

2010年12月20日(月曜日)

2682.「絶対一番になるぞ」

人間は目標を持つと強くなる。
個人としてもそうだが、チームとして目標を持つと
とんでもなく大きな力を発揮することがある。

キーパーラボ刈谷店は、今月「一番になる。」を目標にしている。

「刈谷店」は12年前、
快洗隊一号店としてパイロットショップの役割も持ってスタートした。
それから知立店が二号店として出来て、
安城店、岡崎店、北神戸店と、どんどん仲間が増えていく中で、
15店舗くらいになった何年か前まで絶対的な「一番」を誇る存在であった。

刈谷店はみんなの目標であり、
新店が出来るたびに「刈谷店を抜く」と新店長は宣言したが、
みんなどうしても抜くことが出来なかった。
しかし、刈谷店から約3km離れた所に「大府店」が出来た頃から、
ジワっと数字が落ちてきて、
いつの間にかトップの座を他の店に譲るようになった。
いつも混んでいる刈谷店から大府店にかなりのお客様が移動したのだ。

今では「岡崎店」が通年のトップで、
4月、5月、6月は「札幌店」が毎年にトップに踊り出て、
年に1回か2回、四国の「車楽西条店」がトップを取る。
その間、刈谷店は5位とか10位辺りをうろうろするようになっていた。

しかし去年の12月、「刈谷店」は激しいデッドヒートの末に、
奇跡の全店中トップを取った。
何がどうだったのかあまり記憶はないが、
一年間のもっとも忙しい12月に、去年はとにかく刈谷店がトップを取ったのだ。

そして今年は!
「藤坂店長」「横山美咲チーフ」を筆頭とする“新しいチーム”で、
再び「一番」を宣言している。

12月のスタート5日間くらいの時点で刈谷店がトップになって、
稼働日数があまりにも少ない時点だが、
それがきっかけで、刈谷店の「一番になろう」の火が燃え上がった。

その甲斐あってか、
12月20日現在で洗車・コーティング売り上げ約345万円と大健闘、
刈谷店は三位につけている。
トップとはまだ約30万円の差があるが、
刈谷店のモチベーションは最高に上がり、「絶対一番になる。」と吠え続けている。

「一番」は魅力的な目標である。
どんなことであっても「一番」はいつも絶対的であり、
最もハートに火を着ける熱い目標である。

強敵はゴロゴロしている。
東京ど真ん中にあって素晴らしい視認性を持ち、面積も二倍以上ある「足立店」。
もっとも大きなブースを持ち、新しい店舗できれいな「板橋店」
実力が段違いに上がって、時折、鈑金塗装の大きな売り上げも出してくる「松戸店」
現役のチャンピオン「岡崎店」
たびたびトップを奪うダークホース「車楽西条店」
決してあなどれない「安城店」
不気味なダークホース「東海店」
いずれが、今年の「一番」になってもおかしくない
今年のトップグループは充実しているのです。

昨日、たまたま通りかかって刈谷店を覗いた。
この日の刈谷店は爆発して、なんと45万円をマーク。
この店、本当に一番なるかもしれないな、と思った。