谷好通コラム

2011年01月25日(火曜日)

2707.年末の「雪」と｢予約｣との関係

今月のキーパーラボは、
1月24日現在で前年比117.5%とまずまずの調子。

しかし、北海道の札幌店が例年にない大雪で前年比半分近くまで落ち、
意外と雪が降る中国・九州の調子もあまり良くない。
店舗数が一番多い愛知県では、
先々週の土日が愛知としては珍しく積雪にまでなって壊滅し、
まだその影響を引っ張っていて総じて良くない。
絶好調は晴れが続いている関東勢だ。
ほとんどの店舗が前年比を大きく上回り好調である。

もう一つ、オープンしてそれほど経っていない一宮店、上溝店、足立店などが
150%以上あるいはそれに近いアップ率で明らかに立ち上がってきていて、
オープン2ヶ月の鈴鹿店もたぶん月末には200万を越えてくる。

また、嵐山店、岐阜店、青葉店、和泉店、西条店などFC店さん達も伸ばしているのは、
大変嬉しい傾向だ。

記録的な「雪」の影響で、好不調に差がでているものの、
やはり、1年前に施工したクリスタルキーパーのお客様が
多くリピートしてきており、
それに新規の施工が積み重なってきているのが、
全体として伸びてきている要因であることは間違いない。

昨年の年末、
大晦日の何日か前の日に東海地方に雪が降った。
せっかくここまでがんばってきたのに、この雪は痛いなと私は思ったのだが、
実は、歴史を持っている古い店舗では、
この雪はほとんど関係ないかのように多くのお客様が来店していた。
その結果、安城店が812万でトップを取ったほか、岡崎店、刈谷店、知立店も、
土壇場でのダウンをまぬがれて、いずれも好成績を残した。

なぜ雪が降っている最中でもお客様の来店が途切れなかったか。
「予約」である。
年末はどうしても混雑するため「年末予約」をかなり早いうちから集めた。
11月下旬に来店されたお客様に「年末の予約を取って置かれますか?」とお聞きし、
かなりの方が予約をして行かれたのだ。

店頭には、こんなシートを立てておいた。

｢クリスマスカラー｣で年末予約とは何か変だが、
｢年末｣という言葉は、かなり年末が迫ってからでないと中々使いにくい言葉で、
クリスマスが過ぎてはじめて「年末」という言葉が使いやすくなるので、
変なことは承知の上で、
あえて｢クリスマスカラー｣の看板に｢年末予約｣と入れた。
これだと、クリスマス前でも店舗のムードが壊れないと思ったのだ。

そんなことで、年末の予約をびっしりと入れることが出来た店舗は、
年末が迫ってからの｢雪｣も、ほとんど関係なくお客様のご来店をいただけたのだが、
比較的新しい店舗は普段のお客様のリピートによる数がまだ十分に増えていず、
予約を入れきれていなかったので、
｢雪｣が降ると、客足が止まってしまったようだ。

今年になってからたくさんの施工店さん、
あるいはその会社に、訪問させていただき、
昨年の年末のお話を伺うにつけ、
年末に備えての｢予約｣がうまく行ったかどうかが、
あの｢雪｣によって、余計に明暗はっきりと差が着いたような気がした。

私達の仲間たち。

一昨日の日曜日、
これから恒例の一週間休暇で、
家族を連れてグァムへ行くという坂野君。