2011年05月14日(土曜日)
2786.励めども、我、進化せず・・ されど
御殿場のホテルに到着したのは昨夜の午前0時過ぎ、
それから24時間営業のデニーズで、ビールを二杯飲んで、
午前1時半就寝、翌朝は9時まで寝た。
午後から、明日のゴルフGTIカップレースのための練習を
富士スピードウェーで行なう。
待ちに待った私たち自身が走るレースの週末がやってきたのだ。
今年のゴルフGTIカップレースは、全四戦。
1戦目が富士スピードウェー。
2戦目、仙台SUGOサーキット。
3戦目、袖ヶ浦サーキット(茨城の初めてのサーキットだ)。
4戦目、岡山国際サーキット。
ナンバー付きの車で競うベーシックなレースである。
それでも年間で1台につき費用が100万円はかかるが、
そのかなりの部分がタイヤ代であり、
1レース×6~8本×4レース×13,000円で、約400,000円。
エントリーフィー(参加費)が約20万円強。
残りはブレーキパッド・ローター・フルート、エンジンオイルなど消耗品と、
ドライバー・スタッフの移動日、宿泊費、などなど
これで約100万円かかる。
これはもちろん、大きなお金ではあるが、
公式なレースとしては破格に安い費用なのである。
しかしこの他に、
レースごとに2泊はするので、
スタッフたちや応援に来てくれる人たちとの晩御飯代、
短く言うと「飲み代」が少なからずかかる。
しかし、レースに参加して何が楽しみかと言えば、
サーキットの近くで、みんなで、
まったく仕事抜きでの「飲み会」と言っても差しつかえない。
レースが楽しいのはここがかなりの部分を占めている。
今、その飲み会を終えてホテルの部屋に戻った。
まだ10時くらいだが、
猛烈に眠い。
今日一日、たった30分×2回の練習走行ではあったが、
たまにしかない激しい運動で体が疲れきっていて、猛烈に眠い。
この疲れと眠さがたまらなくいいのだ。
明日はレース車検と、メディカルチェック(私はこれが難関)、
ブリーフィングに続いて公式予選、そして決勝だ。
一日中けっこう忙しいので、
明日の朝は午前7時15分にホテルのロビー集合だそうだ。
もう眠らなくてはならない。
おやすみなさい。
PS.
今日の練習走行の結果は、昨年の予選タイムより0.5秒だけ早かった。
セッティングがいい方向にあるようだ、
しかしそれにしても、1年で、たった0.5秒。
励めども、我、ほとんど進化せず・・されど、である。
カメラをサーキットに忘れたので、写真は無い。またあした。
Posted パーマリンク
2011年05月14日(土曜日)
2785.韓国の会社、ALLES
韓国ソウルで、
韓国のALLES社のSONAXとKeePerのダブルブランドの店舗、
洗車とコーティングのクィックサービスを提供する店舗の
オープニングセレモニーに参加した。
これまで韓国とはあまり縁が無かったのだが、
ALLES社がSONAXの総代理店として活躍する中で、
私達のキーパーラボとキーパープロショップのビジネスモデルに注目して、
部分的にではあるが、この会社とコラボレーションを持つようになった。
ALLES社が韓国においての標準的な会社であるかどうかは知らないが、
この会社とのお付き合いの中で、私は韓国の会社に対する見方が変わった。
韓国は日本に追いつき、越えた部分もあると感じたのだ。
ALLESでは社員全員が英語を読み、書き、話すことが出来る。
日本では、英語教育は子供の時から学校で大変長い時間を使うが、
大人になってからの実際の生活の中で、英語を読み、書き、話せる人は非常に少ない。
小・中・高校での英語が一貫して大学”受験”のための英語であって、
実用としての英語とはまったく違うからではないだろうか。
いずれにしても、
この会社の人はすべて英語が堪能であり、
英語が使える人は二人しかいない我が社とはえらい違いである。
これからのビジネスがグローバルな活動を必須であることを考えると、
社員すべてが英語を使えることは、それだけですごい戦力になるだろう。
韓国の会社ALLES社は、
それだけではなく大変信頼が置ける会社である。
約束をきちんと守る会社である。
ビジネスの世界において、これほど重要で大切なことは無いのだ。
やると言ったことはやる。
しかし何かのアクシデントでやれなくなることがあったら、
そう判断した時点で前もってこちらに連絡をしてきて、
それに伴ってこちらに余分なコストがかかるようなら、それを支払うと言ってくる。
こんなことは当然のことで当たり前のことであるが、
これが出来ないような企業が国内外問わずに意外と多いのだ。
いったんした約束でも、
その時になって、目先の損得でその約束を守らなかったり、
期限をズルズルと引き延ばしたり、一部しか守らなかったり、
その理由を後で言ってきたりすることは、多くはないが少なくも無い。
会社が成長しようとするならば、
「約束を守る。」のは、最低の条件だ。
相手が約束を守るかどうか分からないまま、
その会社との仕事に投資をしたり、力を尽くしたりすることはできない。
相手が約束を守ることを前提にしているからこそ、
その会社との仕事に全力を尽くせる。
ALLES社の立派なところは、
新しい知識と、ビジネススタイルを敏感に取り入れ、
かつ、自分たちの国のニーズにフィットさせる力があるところだ。
それも高いレベルで。
新しいSONAXとKeePerのダブルブランドの店舗は、
私達が見習うべきところが多々あった。
7月中旬オープン予定のキーパーラボ豊田店に早速取り入れてみようと思った。
Posted パーマリンク