谷 好通コラム

2011年05月21日(土曜日)

2791.不思議な、素敵な結婚式だった

キリスト教式の式とホテルの披露宴は定番ではあるが、
今回は、今まで何十回も出席した結婚式の中でも記憶に残る不思議な、
素敵な結婚式であった。

 

野崎圭介君はもうすぐ25歳。
大学に行っているうちからキーパーラボ(当時、快洗隊)でアルバイトとして働き、
卒業と同時にアイ・タック技研㈱に入社した。
それから1年半で上溝店の店長となり、今は八王子店の店長である。
高校1年生の時からお付き合いのあった清水玲子さんと結婚した。
玲子さん、かなりの美人である。

 

教会での式から何か違っていた。
牧師は日本人。
この手の結婚式では外国人の牧師が、片言の日本語と英語で
おごそかに式が進められるのが半ば当然のようになっているが、
この式では日本人の牧師さんであった。
彼の言葉には説得力があり、雰囲気にではなく、本当に式そのものに感動した。

 

普通は、参列者はカメラ撮影が一切禁止され、
私語も厳禁だが、
式の途中でも若い参列者は立ち上がってバシャバシャ写真を撮っていたし、
けっこう私語も多かった。
厳粛な式なのに、と最初は思ったが、
牧師さんは一向に気を止める様子もなく、しかめっ面をするわけでもなく、
ニコニコして式を進める。
そして、はっきりとした言葉で二人の結婚を祝し、宣言した。
彼の言葉は明快であり、確信を持っていて、説得力があった。

 

式が終わってから、新郎新婦とご両親が
みんなの前に晴れ晴れとして並ばれたのが印象的であった。
(※写真をクリックするともっと鮮明に見られます)

 

 

披露宴は、一人一人が参加している宴であった。
一人一人の言葉が明確で、
彼ら二人に送られる言葉が、
きちんと意味を伝えている感性豊かな言葉であったのが印象に残っている。

 

 

野崎君は感性がとても豊かであり、
相手の気持ちをよく解ることが出来る若者で、
かつ、論理的に物事を考え、それを相手に解りやすく伝える能力が高い。

 

相手の気持ちを深く感じることに欠けていたり
物事や自分の考えも短絡的にしか伝えられなくて、
コミュニケーション能力に問題がある若者が多いこの現代、
彼の能力は重要であり、
彼のような存在は貴重だ。
しかし豊かな感性ゆえに傷ついたこともあるだろう。
しかし、それが彼の成長を育む源泉にもなったのではないだろうか。
無菌状態で育ったのでは得られない強い優しさを身に付けている。

 

そんな彼を愛し、彼に愛された玲子さんは
彼にも増して、相手を大切に思うことができる人だと感じた。
結ばれるべくして結ばれた夫婦。

 

 

披露宴は取り立ててアトラクションが用意されるわけではなく
彼らを祝福する人たちの言葉が続き、
その話が面白くて、楽しくて、さわやかで、感動させられて、
それだけでまったく飽きなかった。

 

ところが、
お兄さんのグループが送ったアカペラの歌に、
野崎君も参加して一曲歌ったのにはびっくりした。
アカペラでまったく音がぶれない。
これは本当に難しいことで、カラオケとはまったく別次元の彼の音感は大したものだ。

 

 

玲子さんが通っている英語教室の先生。
面白く、とてもいい話であった。
こんな風に話が出来る人が私はうらやましい。

 

 

けっこうやんちゃな感じを受けた野崎君の昔からの友人は、
ぴっくりするほどいい話をした。おどろいた。

 

 

そのけっこうやんちゃな感じの友人たち大勢。

 

 

本当は、一番面白かった玲子さんの友人のいい話があったが、
あまりにも面白かったので、
つい聞き入ってしまい写真を撮り損ねてしまった。

 

皆さんの話に感極まる夫婦。

 

 

なんと、鈴木啓之君が結婚式に招かれていた。
彼は快洗隊の店長であったが、今は「農業」をやっている。
久しぶりにあったら、立派な「農夫」になっていて、
ものすごく嬉しかった。

 

 

君たちは何故二人で呼ばれたのか、解ってるね。

 

 

玲子さんのご両親へのお礼の言葉は素晴らしかった。
とってもいいご家庭であったことがわかる。

 

 

最後の挨拶。
さわやかな、不思議な、素敵な式のフィナーレ。

 

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2011年05月21日(土曜日)

2790.某K本部長と、某K課長、某M課長

一昨日、札幌には機械課の某K課長と、開発課の某M課長の三人で行った。
千歳空港でレンタカーを借りて(毎度のビッツ)、
札幌市内の仕事先に行く途中、車内で話しをしていて、
私は開発課の某M課長に聞いた。
彼は2年ほど前に結婚している。
「そろそろ子供は?」
某M課長(プライベートな事なので名前を伏せている)
「すいません。報告が遅れましたが、今年の10月に産まれます。」
「へぇ~、そりゃおめでとう。」

 

そこへ、後席に座っていた機械課の某K課長が、(同じ理由で名前を伏せる)
話に口を挟んできた。
「すいません。ついでですが、私のとこも二人目が出来ました。」
「えっ君んとこも? そりゃおめでとうございます。」
期せずして二人の奥さんのご懐妊報告を聞いてしまった。

 

そういえば、つい最近、キーパーラボの某K本部長と飲んでいた時、
私が「単身赴任はつらいんじゃない? 子供も出来ないよね。」と聞いたら、
某K本部長が、
「いえっ、実は、二人目が出来まして。」
「ありゃ素早いことで。それは、おめでとうございます。」

 

そういえば、大阪の某Hインストラクターに、
入社早々出産祝いが出ていた。三人目の子供さんだそうだ。
そういえば、今年になってからもう、5人くらい、いや、 7人くらいか? に
出産祝いが支給されている。

 

わが社は多産系の会社なのか、
H常務を筆頭に、子供さんが三人いる家庭がずいぶんある。
現在のチャンピオンは福岡営業所の某Sインストラクター家の4人だ。

 

今、私は、キーパーラボ八王子店の野崎店長の結婚式に出席するため
東京に向かって新幹線に乗っている。

 

今年は一体何組が結婚して、何人の子供さんが産まれるのか。
自分の家族が増えるようでワクワクしてしまう。

 

 

注:本人のプライバシーを守るため写真はぼかしてあります。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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