2011年06月05日(日曜日)

2800.本番31日のSONAXでの開発テスト

31日はSONAXの本社でミーティングと製品と技術の研究開発の日。
今回の出張の一番の目的であった。

 

製品の開発はドイツSONAXと日本のアイ・タック技研の間で、
日頃から常に行なわれていることで、
開発のテーマのやり取りとサンプルの作成、
実写に対するテストと評価、技術の開発などが
メールで、普段のこととして行なわれている。
それでも微妙なズレや、
同じものを同じ車を使って見てみなければお互いに理解しきれない部分があり、
定期的に一同に会してテストし、評価し、
お互いのコミュニケーションを図る必要がある。
今回のミーティングは今年の3月に
SONAXのDr.ピッチと担当者が訪日することになっていたが、
東日本大震災があって、訪日が中止になり、
いまだ福島第一原発の事故が解消していないので、こちらから訪独することにした。
だから今回の出張の主役は開発の増田課長であると言ってもいい。

 

テストにはSONAX社長のDr.ホフマンも参加し順調に進む。

ドイツ語と日本語でのミーティングは通訳を通しての会話で、
ただでさえ同一の言葉での会話の二倍の時間がかかる上に、
その中に主観が入り込むのでなかなか話が進まない。
それでも何とか、ミーティングは終わり、
この旅の唯一の晩餐に向かう。

 

ノイブルグの町をはずれ、
大きな修道院に付属する大きなレストランにて。

 

私達を迎えてくれたのはDr.ピッチの家族。
Dr.ピッチ、奥さんのクラウディアさんと愛娘のミアちゃん。

 

 

ミアちゃんはご両親の愛情をたっぷりもらって、
天使のように可愛く利発な子であった。
そう、まるで天使のようだった。

 

 

みんな感じの席が百席以上はあるとても大きなレストラン。

 

 

新しいSONAXの担当者、Dr.ビジョリッチ。
スーパービジネスマンである。

 

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