谷 好通コラム

2011年07月18日(月曜日)

2828.クリスタルキーパー的、オッサンの日焼け

クリスタルキーパーは1年サイクルで施工する新しいタイプのコーティング。
しかしこう言うと、クリスタルキーパーは
1年しかもたないコーティングに聞こえるかもしれないが、
実はそういうことではない。
人口紫外線照射によるテスト(ウェザーサンシャインメーター)では、
クリスタルキーパーはゆうに二年以上、
三年の寿命を謳っても、なんら問題ない優秀な塗装保護の耐久性を証明されている。
では何故、あえてクリスタルキーパーは1年での繰り返し施工を謳っているのか。

 

お客様がクリスタルキーパーを1年ごとに繰り返し施工をしていただければ、
たとえどんな駐車環境であっても、どんな使用状況であっても、
ほぼすべてのお客様に、
「キレイなまま乗り続けられる」付加価値を提供できると考え、
クリスタルキーパーを1年毎の繰り返し施工としているのである。

 

巷に広がるコーティングには、
5年もの長期の耐久力を謳いながら、
「・・・・・の場合は保証出ません。」などなど
数え切れないほど多くの条件をつけて、
それで初めて5年間の車の塗装のツヤを保証することが多い。
普通の人が、普通の車を、
普通に駐車して、普通に使っていては、
とてもその範囲に入りそうに無い条件化での5年保証に、
一体、意味があるのであろうかと考えた。

 

少しでも条件から外れた使い方をしたユーザーは、
「あなたは・・・・の条件を守らなかったから、だめになったのは仕方ありません。」
と多くのユーザーにがっかりさせるのは、良くないと思う。
はじめから言い訳にまみれたような商品はお客様の信用を失いかねないし、
安定かつ成長していくような商品にはならない。

 

多くの普通のお客様が期待するのは、
たとえば、
露天駐車のような駐車環境であろうと、
たとえば、
一年間に数万キロも走るような使い方をしても、
たとえば、
ガソリンスタンドあるようなセルフの連続洗車機を使おうと、
たとえば、
一年間何もせずにほったらかしであろうと、
たとえば、それでコーティングの上に汚れが残ったとしても、
塗装に対する保護効果はしっかりと続き、
塗装とコーティングの美しさを保つ。
そしてまた1年ごとに施工を繰り返せば、
何度でもクリスタルキーパーが造り出す最初の美しさを容易に再現できる。
それがコーティングに対する期待だろうと思う。

 

だからクリスタルキーパーは、
実験的に2年~3年の耐久性が実証された上で、
いかなる条件にも耐えられ、
しかもキレイがまだ十分に続いている1年で、
施工を繰り返されることをお勧めしたコーティングとしているのである。

 

コーティングとは、
ユーザーが大切なお車を
キレイに乗っていたいという気持ちを満たす“欲求商品”である。
ガソリンなどのように無くなったから買う“必要商品”ではない。
だから、コーティングは、効果が無くなったからまた施工するものではなく、
効果が続いていて確かに1年経ってもキレイだったから、また施工するものだ。
だから、実験的に2~3年間もその効果があるからこそ、
クリスタルキーパーは1年ごとに繰り返すコーティングとして
どんな条件でもキレイなまま乗り続けていただける商品となって、
お客様の信頼を得、リピートが積み重なり、良い評判を得て成長できることになる。

 

・・・・・・
コーティング効果が十分に残っている内に、
次の施工を繰り返していく。
こんなことをまた書いたのは、
私の日焼けがまさにそうなので、思い立ったのだ。

 

 

昨日、仙台SUGOサーキットで
カーレースのゴルフGTIカップの第二戦があった。
それに私も出場して走った。
“昨年11月”の仙台SUGOでのレースでは、予選1分46秒6であったのが、
“今年は7月”のレースなのでコースの路面温度がかなり高く、
タイヤのグリップ力が低くなってタイムが落ちることは予想されたが
結果的に今年の予選タイムは1分48秒0。
1秒4の落ちであった。
しかしライバルは、タイムの落ちを1秒以内に抑えており、
しかも、決勝レースでは、とうとう私のタイムは1分50秒を切ることなく、
去年の4秒落ちであった。
結果は惨敗。
4台出走のゴルフ5クラスで3位。
昨年のレースでは、余裕で引き離していた1台にも、
私に少しでもミスがあった時にはじりっと間を詰められたほどだ。
7月の仙台は暑く、軽く30度を越していて、
コース上はたぶん40度近かったと思う。
だから、決勝レースの12周は暑さできつく、
頭がボォッとして、集中力が続かず、ミスを多発して
ボロボロの走りになっていたのは確かだが、明らかに遅くなってきていると感じた。

 

よく晴れ上がった仙台SUGOサーキットは、
日がきつく、また顔が日によく焼けた。
待機中でもレーシングスーツを着たりしているので、
レースではどうしても顔だけが焼けるのだ。

 

今は赤黒くなっているが、
これはやがて真っ黒な日焼けになって残ることは間違いない。
私は陽によく焼けるのだが、
トシを取ってくると、日焼けが引くのが遅くなってきて、
1シーズン経っても、日焼けがまだ引かないまま、
また新たな日焼けが重なり、
だんだん顔が真っ黒になってきているのだ。

 

まるで、クリスタルキーパーが
キレイが続いて効果がなくなる前に施工が繰り返されるのと同じように、
私の顔は、日焼けが褪める前にまた焼けて、どんどん真っ黒になっていく。

 

そこで思った、
かなりの年齢なのにものすごく元気なおじさんで、
日焼けで顔が真っ黒になっている人がいるが、
あれは元気な印ではなく、
新陳代謝が低くなってきていて、
日焼けが引くのが遅くなり、
その上にまた日焼けが重なり、真っ黒になっているだけなのだ。たぶん。

 

クリスタルキーパーは、キレイがオーバーラップしてキレイなまま車に乗れるが、
おじさんは、日焼けの引きが遅くなって、どんどん真っ黒になっていくのです。

 

東京から名古屋に帰る新幹線の中で、しょうもないことを書いてしまった。

 

 

ゴールした直後、
半分、死にかけ状態の
真っ黒けに日焼けしたオッサン。

 

 

(新しいレーシングスーツを買ってもらえないので、KeePerが旧ロゴだ)

 

スタート当初は後ろから二番目ながら、前の車に着いて、
コーナーでは頭を突っ込んだりして抜こうとする。

 

 

三周目くらいかか、徐々に前の車に離され始める。
それでも後ろの車は少し離した。

 

 

一緒に走ったゴルフ6クラスのH.オサムは5台中の2位に入った。

 

 

帰りの新幹線からは、
もうすぐやってくる台風の湿った空気が、
山頂にからみつき、息苦しそうな富士山があった。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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