2011年09月07日(水曜日)
2862.全員現役バリバリ
我々は一部の人を除いて全員、現役バリバリです。
一部の人とは、
60歳を超えた仙台の中さんと、59歳の谷好通、私のことで、
さすがに現場に出ても足手まといになるので、
現場の人から戦力外通告を受けています。
あとは51歳の谷統括(私の弟)でも、
一日にクリスタルキーパー3台までという賞味期限付きの現役です。
事務職の人は、
さすがに初期研修を受けていない人が増えたので、
現場に出る人は少ないですが、それでもデザイナーの男性三人と経理の課長、
出荷の男性全員はプチ現役で年末などは現場に入っています。
キーパーラボの幹部まで全員はもちろん、
営業はインストラクター全員と、部長、常務まで現場の繁忙期には必ず現場に入り、
ここぞとばかりにキーパーラボ店舗の若い子達にこき使われ、嬉々としています。
みんな現場に入るのが大好きなのです。
特に営業の人間は、
いつも研修などで練習台としての車を相手にしているだけなので、
たまに本当のお客様のお車を洗車したりコーティングをすると、
本物のお客様にお喜びいただけるので、緊張しますが、すごく楽しい様子です。
この会社はそういう会社なのです。私はそれをとても誇りに思っています。
会社で役職が上がるに連れて仕事をしなくなることってよくあります。
まして力仕事なんてだんだんしなくなるのが普通です。
この会社でも、上の役職になればなるほど力仕事をする機会は少なくはなりますが、
決して力仕事を避けているわけではありません。
だから、年末やお盆など繁忙期になると、
「○○店からオファーがかかっちゃってさぁ」などと言い、
嬉々として現場に入ります。
三人の常務取締役たちだって全員、現役バリバリで、
当たり前のように現場に入って、
ヘトヘトになって仕事が終わってからのうまい酒を飲みます。
どんな上席についても、みんなバリバリの現役なのです。
キーパーラボの店長たちも、
店舗の中では、自分が一番コーティングや洗車がうまくて速いと自負しています。
店長なのだからそれが当たり前だと思っています。
みんな最強の現役バリバリなのですから。
今日から東京トレセンにてキーパーラボの店長チーム会が始まりました。
チーム会とは、五、六箇所のチームに分かれ、膝を突き合わせて行なう店長会で、
内容の濃いミーティングのあと
「手洗い洗車90点以上の品質で競うタイムトライアル」を、
「ラボカップ」と銘打って、今日のチーム会からスタートしました。
まず店長がトライして、それを目標にしてスタッフたちがチャレンジしていきます。
上の役職だからこそ、現場力が最高でなければいけない。
今日は、嵐山店・菅野店長、松戸店・多田GL店長、板橋店・宇井店長、
松戸東店・中島店長、柏店・阿部店長、足立店・矢島店長、札幌店・滝澤店長、
そしてたまたま東京トレセンにいた
営業本部東京一課の阿比留インストラクターも飛び入りで参加。
・・・・・
・・・・・・
今までにない緊張感でみんなくたくた。
暫定一位は松戸店・多田GL店長でした。
今日のチーム会に参加した店長の最上席の面目躍起だったのです。
さて、キーパーラボ運営本部の賀来常務、竹内副部長も、
どこかのチーム会で、ラボカップに参加するはずです。
もちろん両方とも「俺が一番に決まっているだろう。」と豪語しています。
この会社、一部の老体と事務職専門を除いて、
全員、正真正銘の現役バリバリなのです。
柏店・中島店長は88点で失格。
90点は本当に難しいのです。
飛び入りの阿比留インストラクターは、明らかに太ったお尻で見事に失格。86点。
93点と18分24秒で見事に暫定1位。
明日から29店舗の店長がトライするので、まだあくまでも暫定1位なのです。
それにしてもお見事であった。
朝8時からの朝会のあと、そのままチーム会とラボカップで、
夜8時までびっしりと話し続け、動き続けで、「いや~くたびれた。」賀来常務・現役
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2011年09月07日(水曜日)
2861.第8回キーパー選手権とアンケートから考えたこと
暑い夏が過ぎて第8回キーパー選手権も終わりました。
各地でそれぞれに熱戦が繰り広げられましたが、
特に熱かったのが東北地方でした。
全国の上位を独占する勢いだったのです。
震災復興にかける意気込みが
半端ではない強い意志の力になっていることをヒシヒシと感じています。
全国の全体としてのレベルもかなり上がっていて、
今回のトップは、
京都の「K’zCorporation @AQUA」の607ポイント。
そして2位が、
福島県の「江戸屋燃料店・会津坂下(あいずばんげ)西SS」の478ポイント。
特に福島の江戸屋燃料店さんは
専門店ではなく本業はガソリンスタンドさんです。
しかも、江戸屋燃料店さんには福島での原発事故被災者の人たちが協力して
力を合わせて勝ち取った結果であり、とても感動しました。
キーパー選手権も完全に別の次元に突入したようです。
キーパー選手権の結果のみならず、
コーティングビジネスの世界が別の次元に移ったのだと考えました。
情緒的なことではなく、根拠のあることです。
上位に並ぶ店舗の施工ポイント獲得内容を見ると、
キーパーコーティングの中心が、
ピュアキーパーからクリスタル、ダイヤモンドキーパーに移ってきているのです。
ピュアキーパーは「洗車」に来られたお客様に、
よりきれいな仕上がりを提供する商品の傾向があり、
三ヶ月毎に繰り返すコーティングでありつつ、洗車の延長線上にありました。
だから、洗車のお客様が多く来店されるガソリンスタンドでより普及したと言えます。
洗車の時間プラス20分程度の時間、
つまり店内でお待ちいただける時間で施工でき、
三ヶ月という比較的早いサイクルでの施工でも、
洗車のついでなら可能であるというガソリンスタンドにぴったりの商品と言えます。
今後も定番品として長く愛される商品でしょう。
対して、5年耐久などのコーティングでは、
どちらかというと「新車を買った時」の施工が一番多く、
中古車を買った時、車検を受けた時など、
車にとって一つの区切りになる時に、
塗装を守ってキレイさを保持する目的で施工されていました。
その点がピュアキーパーとはっきり違うところです。
新車を販売しているカーディーラーさんが圧倒的なシェアを持っていました。
しかし、2011年7月に実施したWebアンケートで、
コーティングに対するユーザーの意識が大きく変化してきたことが解りました。
従来は「新車購入時に施工した5年耐久コーティング」が
圧倒的に多かったのですが、今回の調査ではかなりポイントを落とし、
特に、直近1年の間にコーティングを施工したユーザーだけを抽出して見ると、
車の購入にも車検にも関係のない時期に、
「1年毎繰り返しコーティング」を施工したユーザーがポイントを大きく伸ばしました。
新車の販売が低迷し、
特に今年は震災によって新車の製造が滞ったことも要因の一つにあるでしょう。
「次回の施工はどんなコーティングを?」という今後のユーザーの購買意向では、
完全に「1年毎の繰り返しコーティング」が、「5年耐久コーティング」を越しています。
「気にいった車に長く乗る」傾向が強くなり、車齢が伸びつつある現代、
時代のニーズが、「5年耐久」から「1年毎」に大きく移ってきているようです。
しかしもちろん新車を買った時は、
まだ「5年耐久コーティング」を施工するという常識が
ユーザーの意識の中に根強くあります。
しかしその施工意向場所を見ると
カーディーラーさん一辺倒ではなくなってきているようなのです。
キーパー選手権の結果では、
クリスタルキーパーが普及してきたと同時に、
ガソリンスタンドさんでのダイヤモンドキーパーも増えてきています。
全国のキーパープロショップさんの店舗で、
洗車のついでのピュアキーパーだけでなく、
車を長くキレイに乗るための「1年毎の繰り返しクリスタルキーパー」や、
新車に買い換えた時の「5年耐久ダイヤモンドキーパー」が、
売れる時代になってきているようです。
その流れに
多くのキーパープロショップさん達、
自信と強い意志を持った人たちの努力に、ユーザーが強く反応して、
素晴らしい結果を出してきていると思ったのです。
今求められている商品を、
今求められている人たちが、強く行動したら、
求めている人たちが、強く反応して、大きな成果が出来始めている。
今回のキーパー選手権の結果と、
1年8ヶ月ぶりに行なったWebアンケートの結果を見て、
そんなことを考えました。
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