2011年10月30日(日曜日)
2902.無さそうで有った、今日の話 5つ
今朝、東京に出かけようと腕時計をはめたら、
時計が止まっていました。
ソーラー時計なので、光発電で電池交換も要らなければネジを巻く必要もなく、
おまけに電波時計でもあって常に天文台の標準時刻に1秒と狂うことがない。
完璧です。の、はずです。
しかしその時計が止まっていたのは、
タンスの中に一ヶ月くらい入れっぱなしだったので、
暗いタンスの中で光発電が出来ず、電池が上がってしまったからのようでした。
ソーラー時計は、電池交換もネジ巻きも不要だが、
光が当たらなければ発電も充電が出来ず、止まってしまう。
しかも、止まってしまったら、
すぐに動かそうにも、
電池を変えるわけにも行かず、ネジを巻くわけにも行かず、
仕方がないので、止まったままの時計を腕にはめ
光よってある程度の充電が出来るまで
しばらく止まったままなのは、実に不便だと思いました。
ソーラー時計は日常的に使うべき時計なのですね。
無さそうで、実際に有る話でした。
今日は東京に行って、
埼玉を中心にキーパーラボ新規店ための物件を何件か見て回りました。
そのうちの一件、巨大なイオンモールの直近にある物件は、
そのイオンに万人単位のものすごい集客力があって、
繁盛店になるのではないかと言うことでした。
しかしイオンの前の道は駐車場に入ろうとする車が二重になって列を成して大渋滞。
イオンの姿が眼前に見えてから物件の土地に着くまで30分近くかかってしまったのです。
この渋滞はイオンの駐車場に入るためなら我慢できるのでしょうが、
キーパーラボの店舗に来るために、この渋滞を我慢できるのだろうか。
しかし、土日以外の平日ははびっくりするくらい空いていて、
簡単に店舗に来られると言いますが、
それは、人がいないという意味で、
そんな時にお客様がたくさん来るとは思えません。
抜群の集客がある土日には、
店にたどりつくのが非常に困難であって、
たやすく店に来られる平日には人がいない。
良さそうで、あまり良さそうではない物件でした。
一緒に回っていたあるスタッフが、
「新小岩駅で最近、人身事故のアナウンスがすごく多くなった。」と話していた。
新小岩駅とは我々の東京トレーニングセンター(兼東京本部・営業所)に近い駅で、
この駅から15分くらい歩いたところに東京トレセンがある。
新小岩駅で人身事故が増えたとは初めて聞いた話であるし、
にわかには信じがたい。
私たちが「ふ~~ん?」と不信そうな表情をしていたら、
「あっそうかっ、私が最近、新小岩駅をよく使うようになっただけだ。」と言いいました。
そう、彼は最近、
よく新小岩駅の使うようになったのでした。・・・免許がちょっと停止中なのです。
決して新小岩駅が飛び込みの名所になったわけではありません。
無さそうで有った、ちょっと間が抜けた本当の話です。
今朝、車で名古屋駅に向かう途中で、
ポツポツと雨が降ってきました。
行き先の東京もあまり良いお天気では無さそうでした。
新幹線に乗り込んだ頃、雨は降っていませんでしたが
空はどんよりと雲に覆われています。
それでも、私はA席の反対側、進行方向に向かって左側の席を取りました。
富士山が見える側の席です。
曇っていて雨がポツポツ降るような天気では、
富士山が見えるわけがないように思えますが、そうでもないのです。
逆に、名古屋を出る時に、
空が雲ひとつなく晴れ上がっていても、
富士山の周りだけが雲が湧き上がっていて、
まったく見えないことが多いのです。
単独峰である富士山に気流が当たって上昇気流が出来、
上昇気流で押し上げられた空気の気圧が下がって
その空気が一定以上の湿度を持っていた場合、
飽和して水蒸気を発生して雲になり、
富士山全体をすっぽり覆うのです。
その反対に、
ずっと厚い雲が空から垂れ込めていても、
そんな時はかえって気流がなく上昇気流も発生せず、
かつ厚い雲が一定の高さにあった場合、
雲の下に富士山が忽然と姿を現している時もあるのです。
今日がそうでした。
暗い雲の空の下に、富士山の黒い影が不思議なくらいくっきりと見えています。
富士山がこんなにくっきりと見えれば、
そう、やっぱり今日はいいことがいっぱいありました。
そんな楽しい東京での仕事のあと、
名古屋に帰ってきてから何気なく大府店に寄ったのです。
すると、店長の福留君がいました。
福留君は、今、愛する人を生涯の伴侶とするために一生懸命です。
まず相手のご両親にキチンとご挨拶をしなければなりません。
相手のお父さんは「富山」に単身赴任中で、この間お会いしてきたそうです。
今度はご両親の家、「青森県」二戸市で留守を守っているお母さんにご挨拶に行き、
次は福留君の郷里である「鹿児島」に結婚する相手を連れて行かねばなりません。
こんなことって無さそうで、本当に有ることなのですね。
「富山」「青森」「鹿児島」と、
素敵な伴侶を愛してくれたご両親と、自分のご両親に会いに
二人で行く旅は一生の思い出になるのでしょう。
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