2012年03月07日(水曜日)
2992.昨日の星占い★「判断がはずれて、つらい目に会う」
昨夜の話。
新潟でのキーパープロショップ研修会を終えて、
新潟駅から富山へ列車で移動するため、新潟駅に到着したのは17:10分
新潟駅のみどりの窓口でちょっと迷った。
富山に行く方法は二つあった。
一つは、
①新潟から直行の在来線に乗り
日本海側の海岸に沿って約3時間かけて富山に行く方法。
新潟駅18:15分発「特急北越10号」で、→富山21:18着
約1時間新潟駅で待たなくてはならない。
もう一つは、
②新潟から上越新幹線で約40分「越後湯沢」まで行って、
在来線である「ほくほく線」の「特急はくたか」に約2時間乗って富山まで行くか。
新潟駅17:17分発「とき○○号」→越後湯沢18:01着
越後湯沢18:38分発「はくたか22号」→富山20:46着。
電車に乗っている時間は②のほうが若干短いが、
越後湯沢での乗り換え時間があるので、所要時間はむしろ①のほうが短い。
しかし、新潟駅に着いたのが早かったので
②の方法のほうが、先に列車に乗ることが出来るので富山到着も速かった。
ただ乗車距離が長くなり、新幹線にも乗るので料金は3千円ほど高い。
色々迷ったが、結局すぐに列車に乗れる②の方法を選んだ。
理由は、
1.①の場合、新潟駅での1時間は夕食を食べるには早すぎるし、長い。
2.①の場合、約3時間禁煙車両で連続してずっとタバコが吸えない。
3.②の場合、越後湯沢で一度列車を降りるのでその時タバコが吸える。
4.②の場合、越後湯沢駅に降りるのは初めてなのでおいしい駅弁があるかもしれない。
5.3千円はもったいないが、②の方が20分余早く富山に到着する。
色々迷って、
途中でタバコが吸えそうな方法であり、
うまい駅弁があるかもしれない「越後湯沢乗換え」の②の方法を選んだのは、
まったく合理性を欠いた、情けなくも品のない動機であった。
で、②の越後湯沢回りで行くことになって、
とりあえず、新幹線で越後湯沢に行き、
在来線に乗り換えるまでの37分、駅構内にある何十軒みやげ物屋を眺めたり、
駅弁を買ったりして、(駅弁は・・・普通であった。)
「ハクタカ22号」に乗り込み18:38の出発を待った。
しかし、列車は出発しなかった。
車内アナウンスによると
「○○駅の先の線路に倒木が発見されたので、現在出発を見合わせています。」だそうだ。
この冬、降雪量が例年よりすごく多いので、
「線路に倒木が・・・」「架線に倒木がひっかかって・・・」という理由で、
列車のダイヤが大きく乱れることが多い。
今年の年初、お正月のあいさつ回りで東京に行く時にも、
「架線に倒木が・・」で約4時間も待たされて、
東京での大切なご挨拶のいくつかが出来なかったことがある。
★星占い。「判断がはずれて、つらい目に会う。」が当たったのか。
今回もかなり時間がかかるだろう。
でもひょっとしたら、木の枝が落ちている程度ならばすぐに復旧するかもしれない。
そう思って、車内で待つこと約二時間。
その時点で、
「倒木を伐採しなければならないことが分かり、今、係員が現場に向かっています。」
これで、
この列車はもう今日中には発車しないと判断した。
この時点ではまだ午後8時過ぎであったが、
ここから最低3~4時間は作業の時間はかかり、
それから出発しても、
富山に2時間かけて走り、終着駅の金沢に到着するのは午前2~3時になる。
そうすると、行った先での公共の交通機関はまったく使えず、
富山や金沢でJR費用負担のホテルを手配しなければならなくなる。
JRは、そういうことをすごく嫌うので、この列車はもう出ないと判断したのだ。
事実、翌朝の駅で聞いたら発車しなかったそうだ。
☆いや、星占い。「判断がはずれて、つらい目に会う。」に勝ったのだ。
富山に行く別の方法を考えた。
新潟駅まで戻って「特急北越」に乗るか、これはもう無理だろう。
昨日中に富山には入ることはとりあえず諦めた。
では、東京まで上越新幹線で行って、
朝一の羽田→富山の飛行機に乗るか。
これもいいかなと思ったが、飛行機の早割が効かないのでものすごく費用がかかる。
いろんな方法を考えたが、
どちらにしても、明日の9:30に約束した用件に間に合うことは不可能と思い、
先方に事情を話して、伺う時間を1時間遅らせていただく事をお願いしてみた。
訪問の時間を変更する事は相手のご迷惑になるので極力避けるべきなのだが、
事情が事情だということで、快く承知いただいたので、
結局、「越後湯沢」に泊まることにしてしまったのです。
越後湯沢といえば、湯沢温泉。
これはこれでまっいいかっ。と思い、
切符を翌日朝一の列車に「乗変」手続きをして
宿を探すことにした。
しかし、本社の事務員さんはもう帰っていたので、
駅員さんに聞いてみることにした。
「この辺は泊まる所、いっぱいありますよね。」
「こっちの出口から出ると旅館が、あっちの出口からはビジネスホテルがあります。」
と簡単なレクチャーをもらって、
もちろん、ビジネスホテルがあるという出口に向かった。
しかし、駅の出口を出て周りを見渡したが、ビジネスホテルらしきものはない。
仕方がないので畠中君に電話で訳を話して
「どっかインターネットでホテル探してよ。」と依頼した。
自分で探せばよかったのだが、その辺に座る所もなかったので、たのんだ。
しかし、なかなか返事がなかったので、
出口のタクシー乗り場に止まっていた1台だけのタクシーに聞いた。
「こっち側にビジネスホテルがあるって聞いたんだけど、どこですかね。」
「そこの路地をまっすぐ入って行くと、あるよ。」
見ると、街灯もない路地がある。
立って待っているのもつらかったので、薄暗い路地を行ったら、
たしかにあった。ビジネスホテル○○と書いてある。
ここなら絶対空き室はある。と確信の上、フロント(といっても玄関の横)に行く。
「すいません、今日泊まれますか。」
「はい、ツインのシングルユースになりますが、部屋はあります。」
もう歩く気力がなくなっていたので、
「はいはい、ぜんぜん問題ありません。お願いします。いくらですか?」
「6,800円です。」
ツインで6,800円ならばシングルはいくらだったのだろう。4,000円くらいか。
安い。東横インでも5,800円はする。
あまりの安さに心配になったが、とりあえず横になって寝たい。
でもいつもの注文をつけるのだけは忘れなかった。
「エレベーターの真横の部屋だけは、音で寝むれないので避けてください。」
感じのいいフロントのお姉さんは、
「あっはい、ぜんぜん大丈夫です。」
ぜんぜん大丈夫とは、変な返事だなと思ったが、素直に聞いた。
さあ、これで、ゆっくり出来る。と思って、
キーを持ち、部屋へ向かう。3階の308号室である。
エレベーターがどこにあるのかと見渡したが、それらしきものがない。
らせん状の階段があるだけだ。
そこで気が付いた。
エレベーターの横の部屋は避けて欲しいという注文に、
「ぜんぜん大丈夫ですよ。」という返事の意味が。
かなりくたびれていたので、
このらせん階段3階分を、くそ重たいカバンを持って登るのは、つらかった。
しかも、よせばいいのに、
一緒にいた鈴置君と、一階にあったそのホテルの居酒屋に降りていって、
いっぱい飲むことにしてしまったのだ。
その居酒屋のお姉さんはものすごく美人で、つらさは吹っ飛んだが、
酔っ払ってから、
また、らせん階段で3階まで昇ったのは、もっとつらかった。
やっぱり、★.星占い。「判断がはずれて、つらい目に会う。」は、あっていたか。
だから、今日の星占いは
「軽はずみな発言で大失敗をする。」だったので、
最大の細心を持って一日の仕事をしたのでした。
昨日の朝、越後湯沢の駅からの雪山。
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