2012年04月12日(木曜日)
後ろめたさを背負って一人、東京からの朝帰り、
一昨日、新しいパソコンをもらって、
その中には「ワード2007」が入っていたのだが、
今度の新しいワードは、今までの「ワード2003」に比べると
自動的にやってくれることがいっぱいになっていて、
つまり、機械が勝手にいろいろなことをやって、
自分の思うままにならず、
コピーとか張り付けなどのアクションを起こすたびに
今までの倍以上の選択の中からいちいち任意で選ばなければならず、
私にとっては苦痛以外のなんでもなかった。
だから、一昨日のブログは書けずじまい。
このままではストレスがたまるばかりで仕事がちっともできないと思って
昨日、東京で、古い「ワード2003」に入れ替えてもらった。
私の場合、あと何年書き続けるかわからないので、
いまさらこの部分で進化しなくてもいい。
なんて、後ろ向きのことをやった訳だ。
無理をしない。
前に進むために歯を食いしばってかんばる、ということを
自重するようになっている。
しゃにむに突進していた若い頃と同じ事をしてはいけない。
前ばかりではなく、時には後ろも、足元も見なければいけない。
「ワード2003」に戻したことぐらいで、
ちょっとオーバーだが、本当にそんなことを考えるようになっている。
自分で自分が思うがままに会社全体の仕事を進めるには、
今は会社の仕事の範囲が拡大していて、
自分の能力をキャパシティーオーバーしていることは明白だ。
ここは、みんなの力を存分に発揮して
もっと、もっと、色々なことを
みんなが自分達でやっていくような仕組みに作り直す時期なのだ。
この会社がもっと成長して、
もっと世の中の役に立ち存在になっていくには、
会社を形成している人間の能力が会社全体の総量として上がる必要がある。
今いる人の能力が成長して上がることと、
外から能力のある人を招き加えていく両面からの強化を同時進行で進める。
昨日は東京で非常に優秀な能力をお持ちの方お二人に会って、
会社の内外で一緒にやっていくことを決めた。
それぞれに事情があって仕事を離れている方達だが、
今後のアイ・タック技研㈱の仕事の軸となっていってくれるはずだ。
しかし昨日の夜は飲みすぎた。
意気投合して話が弾み、食べて、飲んで、飲みすぎて、
昨日の最終の新幹線に乗ってでも帰る予定であったのに、
東京駅の脇にあるとても値段の高いホテルに泊まってしまったのです。
ひょっとしてこんなこともあるかもしれないと、
事務所のスタッフにこのホテルの予約状況を聞いたのだが、
人気ホテルの当日予約の常で、
「あいにくシングルのお部屋は満室でして、
エグゼグティブツインのシングルユースでしたらご用意できます。」と、
足元を見てくる。30,800円だそうだ。
冗談じゃあない。
一晩泊まるだけで三万円も払えるわけがない。
しかし飲み始めてから、気分が良くなってくると
やっぱり無理して帰るのはつらい。
でも、明日は早い時間から仕事があるので、東京駅に泊まりたい。
そう思って、もう一度聞いてみてもらったら、
「ちょうど、標準タイプのツインがキャンセルになりましたので、
そちらのシングルユースですと・・・・」と変わったそうだ。
どちらにしても、いつもの東横インの三倍以上するが、
いい加減、酔いが回ると気も大きくなっていて、
結局、それを予約、昨夜は泊まってしまった。
一緒に飲んでいた鈴置常務は「絶対に最終電車で帰ります。」と
数々の私の妨害をはねのけて、名古屋に帰って行きました。
飲んでからの無駄な一泊は後ろめたいもので、
同じ穴のムジナを求めて鈴置君を付き合わせようとしたのですが、
彼の意志は強く、仕事への責任感から、強行して帰って行ったのです。
残された意志の弱い私は、後ろめたさが二倍になりました。
泊まった部屋はとても素晴らしくいい部屋でした。
しかし、すぐに寝てしまったので、東横インでも同じでした。
そんな訳で、今、後ろめたい気分を背負って、一人、東京からの朝帰りです。
ホテルからの朝、東京駅を空から見る。
でも、朝の新幹線からは富士山がきれいに見えて、
ちょっとだけ得した気分。
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