谷好通コラム

2012年06月21日(木曜日)

雨が降っても、動じないみんな

先週の日曜日、愛知のキーパーラボで三河にある店舗を中心に周りました。
この日は台風が近づいていて雲行きが悪く、
雨が時々降るようなあいにくのお天気でした。

キーパーラボは、洗車とコーティングの専門店なので
雨が降ると、やはりお客様のご来店はがくんと減ります。
しかし、目立って減るのは洗車のお客様であり、
コーティングの施工は、それほどは減らないのです。

洗車は、雨の日は
晴れの日の10%もないくらいで、ほぼないといってもいいほどですが、
コーティングは、雨が降っても70%～80%くらいにしか減らないのです。

雨の日に洗車をして泥を落としても、
店を出て道路に出ればまたすぐに泥水かかかってしまうので、
洗車をしても仕方がないのは当然です。
それでも、何かでよほどひどく汚れてしまっているか、
特に気になる汚れがついていて、それをとりあえず落としたいお客様が、
何台か来られるのがほんの何台か来られる程度です。
洗車の目的は「水で落ちる汚れを落とすこと。」だからです。

ところが。カーコーティングは目的が違います。
1年サイクルのクリスタルキーパーや、
5年耐久のダイヤモンドキーパーなどのコーティングは、
1年とか5年という長いスパンで、
「車の美観を上げ、外部からの攻撃から車の価値を守り、美観を維持する」
これが目的なので、
コーティングを施工するその日に雨が降っていても、
その目的を損ねることにはなりません。

だから、その日にコーティングをご予約いただいていたお客様はもちろん、
その日に問い合わせに来られて、即日、施工されるお客様まで、
雨の日でも来られます。
もちろん、晴れの日と雨の日とでは、
やはり気持ちの部分が違うので、晴れの日の方により多く来られますが。

普段の晴れの日は、ご来店のお客様の70%～80%が「洗車」でのご来店です。
主にその店舗でコーティングを施工されたお客様が、
その後の洗車で来られます。

雨が降ると、その洗車のご来店がほぼなくなるので、
来店数は大幅に減りますが、
コーティング施工の来店数はそれなりにあるので、
店舗としての売り上げは、平均で晴れの日の50%はあり、
雨の店舗の”暇な様子”ほどには、売り上げが落ちない構造になりました。
数年前までの洗車屋「快洗隊」から、
コーティングプロショップ「KeePer LABO」へのコンセプト変更の結果です。

昔「快洗隊」のころは、店舗のコンセプトが、
第一に洗車であり、第二にコーティングであったので、
雨が降ると売り上げも激減して、雨の空をうらめしげに見上げたものでしたが、
今は、それなりにコーティング施工の仕事があります。
雨の日は人数を絞っての営業にしているので、結構忙しいのです。

先週の日曜日、台風前、今にも雨が降り出しそうなお天気だったので、
どの店でも晴れの日曜日の人数の半分ほどで営業をしていました。

どの店舗も、雨が降りそうでも動ぜず、めげたりしていません。
元気です。

まず大府店。
ただいま前年同月比123%