2012年08月23日(木曜日)
地元に生まれ育ち、地元で充実して働く意味
一昨日、半年振りにキーパーラボ新涯店に行きました。
新涯店のある福山市は広島県にあって人口約43万人。
県庁所在地の広島市よりもむしろ岡山市に近い中規模の市です。
新涯店に行くなら広島営業所に行くついでにと思っていたのですが、
その広島営業所に行くことが最近あまりなくて、
新涯店にも、つい、足が遠のいていたのです。
久しぶりに行く新涯店。
JR福山駅の新幹線口からタクシーに乗りました。
駅前の道をまっすぐ行くだけで新涯店に着きます。
私「運転手さん、この道をまっすぐ行くと、洗車屋さんがあるでしょ。」
「ああ、洗車のね。あそこでいいんですね。」
私「あの店よく混んでるでしょ。」
「そうだね。私は行ったことないけど、あそこはいつも繁盛してるね。」
街での評判はまずまずのようです。
タクシーが到着する寸前、
久しぶり見た新涯店はなぜか新鮮でシルエットがくっきりしていて、
すごく好印象を持ちました。
お客様にたくさん来ていただいていて、
繁盛している店舗がしっかりと清掃されていて、
整理整頓してあると、この感覚で見える姿です。
新涯店はここ何年かしっかり実績が上がってきていて、
愛知の店舗、関東の店舗とも、もう互角の実績で、
安心して見ていられる店舗です。
貞重店長。
25歳でもう三人の子供がいます。
ぱっと見た目はベビーフェイスですが、
店舗管理も接客も、もちろん技術面もしっかりしていて
あらゆる面でしっかりとしたマネージメントが出来る男です。
クリスタルキーパーの大ヒットにもキッチリとついて来ています。
メンバーは、
瀬良チーフ、北村スタッフ、たくましさを感じるようになりました。
それにもう一人、
ラボブログに「動けるおっさん」のハンドルネームで登場の佐藤さんが、
若い彼らにいい影響を与えてくれているようです。
たまたまこの日はお休みの日です。
瀬良チーフはカメラを向けるとなかなか笑えない人なのです。
それでも無理してニヤッ・・です。
北村君は笑顔は満点なのですが、目線をなかなかこちらにくれません。照れてます。
ここの店舗には、
ローカルの良さをすごく感じます。
彼らは一人ひとりがその土地になじんでいて、
地元に生活し、地元に密着し、地元人として、地元を愛し、
地元のため、地元の皆さんに役立っているという自負を持っています。
そして、
東京など大都会にある店舗に比べても
互角に実績を上げていることにプライドを持ち、
自分の生まれ育った地元で、
仲間と一緒に働けていることを喜びとしているとすごく感じさせるのです。
地方に少数の店舗を展開すると経営的な効率は決して良くありません。
しかし経営は利益を上げること自体が目的ではなく、
そこに住む人たちに有用な付加価値を提供する事で、
お客様に喜んでいただくと同時に、
社員やアルバイトさんまで含めて、
みんなが幸せになる事が大切なわけなのですから、
それが、それぞれの人が生まれ育った場所で実現できれば何よりだと思います。
たくさんの家族が生まれ育った場所でバラバラにならず、
人と人の絆を持ち続けられればいいに決まっています。
しかし地方には働く場が少なく、限定されていて、
いやおうなしに東京とかの大都会に出て行き働く場合が多いものです。
もちろん、自分の選択として、
好んで出て行く人も多くあるわけですから、
それが不幸なことだとはまったく思いません。それはその選択肢なのですから。
あるいは、私たちがお願いして、
都会に転勤して働いてもらっていることも多くあります。
それでも、地元でちゃんとやっている人たちを見て、
充実した仕事で毎日を過ごしている姿を見ると、
東京に新店舗を集中して造ろうとしている事に、少し迷いを感じました。
全国の地方に、
キーパーラボを造って、
そこで地元の人たちが充実して働いてくれたら、
それも、それとして意味があっていいなと思ったのでした。
福山から博多への新幹線。私の福山駅で買う「たこ飯」の弁当が大好きです。
福岡では大切な話を一生懸命していて、
キーパーラボ青葉台店の皆さんの写真をうっかり撮り忘れてしまいました。
それに気がついたのが羽田行きの飛行機を待っている時では遅すぎます。
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