2013年01月07日(月曜日)
1.7.後編・キーパーラボ卒業生と1,155ポイント
12月のKeePer選手権での目標は「関西ブロックで3位以内!」だった。
それが全国2位を獲得した「紀洋石油㈱セルフ白浜インターSS」
洗車場兼コーティング施行場所。
もう一箇所、門型洗車機をどかして洗車場兼コーティング施行場所を確保した。
船渡君が洗車のお手本?
お客様の居心地の良さそうな待合室。
全国第2位の実績の内訳は、
クリスタルキーパー 201台 603Pが中心で
ダイヤモンドキーパー 11台 55P
ピュアキーパー 90台 90P
ダイヤメンテ・アクア等 27台 62P
(フッ素ガラス、ホィールコーティングなど)
アラカルト345台 345P
合計 1,155P
やはり、クリスタルキーパー中心の施行であったが、
201台の内、(以下はおおよその数字です)
昨年の12月施行した27台のクリスタルキーパーのリピートは
11月のうちにかなりの台数をやってしまったので、
12月のリピート施行台数が約15台。
11月中の営業で約60台
12月に入ってからの営業で約30台
社長とスタッフが力を合わせてた営業で合計90台。
これらは12月の前半にかなりの台数が施行されたので、
KeePer選手権10日報で、いきなり全国トップにランクされたのには驚いた。
思ったのは「こんなんでトップ!?」とは挑戦的な言葉であるが、
営業で獲得したコーティングは、
こちらのお願いで出来るだけ前半に施工ができる。
ところが多くのプロショップさんで行われた「予約キャンペーン」では、
お客様は出来るだけ12月下旬、それも年末ギリギリに予約したい方が多い。
だから、営業で前半に施行を集められた「セルフ白浜インターSS」が
10日報で突然全国トップになったこともうなずける。
それでもとりあえず全国トップを取ってしまったからには、
もう関西3位以内を目標にしてはいられない。
「このまま全国トップを取ろう!」となったのは当然だろう。
前もって取った販売促進策は、
地元の方が良く見るローカル新聞に紙面広告:60,000円/回×4回
11月22日、29日、12月3日、14日
これは12月3日以降から効果が出始めた。
店内では、フォトログを接客カウンターに置いたり、
メニューブックを新調したり、
ミニメニューのパンフレットを用意したりで
それほど大げさには販促策を売ったわけではない。
あとは店頭でのアプローチが主になる。
店頭でのアデンドから約100台。店頭スタッフは船渡君を含めて社員3名とアルバイトさん
店頭でのお客様との会話で、
コーティング。特にクリスタルキーパーは、お客様に伝えやすい。
コーティングしているお客様は、
ディーラーコーティングのイメージが強い。
でもそれは高い!持たない!メンテナンスが煩わしい!などなど不満が多い。
ほとんどのお客様がクリスタルキーパーの話を聞いてくれた。
店頭でエアーチェックからクリスタルキーパーも取れた。
「お車きれいですね。」または「車汚れちゃいましたね。」
「コーティングしてますか?」
していないと言われたら、
「今月、キャンペーンをしてるので・・少しお安く出来ますが・・」
ミニメニュー型のパンフレットをお渡しし、
お客様が該当するサイズの値段の欄に印を打って、
簡単なお見積もりのようにして渡す。
※中本店長
スタッフの下向(しもむかい)さん
さわやかな笑顔のアルバイトさん。
「コーティングしていますか?」
コーティングをしていると言われたら。
「水洗い洗車も出来るので、いかがですか?」
「メンテナンスは、されていますか?」
ほとんどの人が「していない」
「メンテナンス剤を持ってきたらやってくれるか?」という問いが多いが、
「それは、責任が持てないので、
当店のメンテナンス方法でやらせてもらって良いですか?」
ここからクリスタルキーパーにつながることがあった。
店頭のスタッフは社員が3名と、時間によってアルバイトさんも。
お客様の少ない昼間にみんなで懸命に施行を行って、
夕方から、店頭での声かけとミニメニューのお渡し。
メニューをお渡ししたお客様からいただいた電話での予約を受付け。
それでも施行が立て込んでくると、
アテンドに立つことも出来なくなって、メニュー渡しができず、
後半の予約が入れられず、終盤に失速した。
皆さんにお聞きすると、
クリスタルキーパーなどの施行作業は、
最初はつらかったが、だんだんたくさんの台数を施行することに慣れてきて、
段取りも良くなり、コツもわかって来て、施行台数がもっと増えてきても、
ぜんぜんつらくなくなったと言う。
なにより、全国一位になれるかもしれない、というモチベーションが、
みなさんの疲れも忘れさせてくれたのかもしれない。
この3人で、ほとんどすべて、
201台のクリスタルキーパーをはじめ
1,155Pのコーティングやアラカルトをやりぬいたのです。
品質は大丈夫? 雑な仕事にならなかった?
そう質問したら、
「絶対、大丈夫です。みんなで確認しました。」
今年の年末に201台のほとんどがリピートしてくれれば、
本当に大丈夫だったと言うことになる。
そして、今年の年末はもっとすごいことになる
答えは一年後におのずと出てくる。
本当に大丈夫?
「ほんとうに、大丈夫ですっ!」
キーパーラボの卒業生、船渡君は、
故郷に帰って、
お父さんである社長の強い協力をもらい、
いきなり全国第2位を獲得したのです。
帰って、まずしたことが、
技術をみんなで訓練して、ギリギリまで訓練したことが、
みんなのスキルアップを果たし、それが自信となり信頼となって
営業と店頭での獲得に結びついたのは、
KeePerのセオリーにおいて間違いはなかったので、
本当に大丈夫であったと信じることにしました。
大丈夫だよね。
船渡君が一番怖い矢島店長。どうですか。
「南紀白浜空港」から東京羽田へ飛んで、羽田空港のホテルに泊まった。
朝日が滑走路の向こうに上がっている。
早い便は、もう離陸し始めていた。
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