2013年02月04日(月曜日)
2.04.解りやすい文章であることが文章の役割。
会議が続く毎日ですが、
今日はまたもや、私の演説型の会議になっており、
イカンなぁと思っています。
同じようなことが、原稿書きでもあります。
これからどんどん文章を書いていってもらいたい人に何か文章を書かせて、
提出された文章に色々な意見を加えていって、
みんなに解りやすい文章を書けるようにしていくのですが、
何回かやり取りをしているうちに、
時間切れとかの要因があって、
結局、最終的には自分がかなりを書いてしまうような事態がよくあります。
これではダメです。
最後まで書かせるようにしないと、いつまで経っても進歩しません。
当たり前ですが、私の文章だって、
十分にへたくそであることは百も承知です。
プロの書いた文章を読むと、
自分の文章にひどくコンプレックスを感じて、
ブログや、キーパータイムスの記事を書くのが怖くなることがあります。
しかし、素人は素人なりに、
読んでいただいた人に、
とにかく解りやすく書ければいい、それだけを念じて書いています。
文章の第一の役目は、
書かれたその文章の意味が、
読んだ人にきちんと伝わること。そこに尽きると思っています。
そこに何が書かれているかではなくて、
それがどう書かれていて、読んだ人にどう伝わったのかが肝心です。
何を書いたではなく、
何が相手に伝わったのか。
そこが、文章の役割であり、文章を書く意味です。
よ~く、注意して読めば、
たしかに一つの項目としては書いてあるが、
他の文章もいっぱい書いてあって、
その大切な部分が、
大切な部分であると解るのは、
ほとんどの人に至難の業だとすれば、
その文章は、
相手に伝わりにくい文章であって、
文章としての役割を果たしていないことになります。
そういう文章は、その文章の存在そのものが無駄なだけでなく、
誰もが間違えやすいのならば、害毒を振りまく文章だともいえます。
「お役所」などが書いたような文章では、
文章の内容が相手に伝わりやすいかどうかなんかより、
その文章の中に書いてあるべきことが、
間違いなく書かれているかどうかが重要なようで、
不親切極まりない書き方を多く見ます。
お役所の文章は、解りやすいかどうかなんてどうでもいいのです。
文章も話も、
相手とのコミュニケーションの為にあるものであって、
相手に判りやすいことが、その目的を達する最も重要な要素です。
お役所は、どうでもいいとしても、
会社のスタッフに、
それが、なかなか解ってもらえないのは、
ある意味いつものことですが、
ずっと闘っていかねばならない宿命のようなものなのでしょうか。
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