谷 好通コラム

2013年02月09日(土曜日)

2.09.ダイヤ&クリスタルキーパーの独特な構造と皮膜の「硬度」。

ダイヤモンドキーパー及びクリスタルキーパーは、唯一のハイブリッド構造

 

ダイヤモンドキーパー及び
クリスタルキーパー(以後略してD&C)は、
ガラス皮膜とレジン皮膜の、明確に異質な二種類の材質からなる
唯一、本当の意味のハイブリッド・ボディガラスコーティングです。
だからコーティング皮膜の硬度も内部的に一様ではありません。

 

 

一層目のガラス皮膜は、強靭かつ柔軟性を持った特殊な4~5H

 

一層目のガラス皮膜の部分の硬度は、
一般的なガラスと同レベルの4~5Hです。
D&Cのガラス皮膜は、他のガラスコーティングによくあるような、
単にSiO2のみのポリシラザン系ではないので8Hなどの硬度ではありません。
むしろ、SiO2と共にフルオロアルキル基が表面に配列していて、
架橋反応する手(反応基)の間隔がSiO2より長いので、
D&Cのガラス被膜は、単なるSiO2被膜よりずっと柔軟性があります。
だからD&Cと塗装面の接合部が
ガラス質より大きな“塗装面の伸縮変化”にも柔軟に呼応して耐えられます。

 

 

最新の洗車キズ自己修復機能塗装にもベストマッチング

 

またこの特性が、近年、一部のカーメーカーが出している
自己キズ修復機能を持つ塗装にも、最も適合した特性であると認識しています。
ガラス皮膜は、有機物である柔軟な自動車塗装の上にコーティングされるので、
単に硬度が高ければいいというものではありません。
つまり、D&Cのガラス皮膜は「強靭かつ柔軟な独特のガラス皮膜」と言えます。

 

 

二層目レジン皮膜はツヤup、ウォータースポットを防止&「すべり効果」

 

二層目であり、表面に出ているレジン皮膜は、
よりツヤを高める効果と、
他のガラスコーティングにつきものの「ウォータースポット」を
強力に防止する効果を持った独特の皮膜です。(特許登録済み)
その表面硬度は2H~3H程度で、
レジン皮膜は、硬さよりも
むしろ『すべり』でキズを防止する効果を持っています。

 

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