谷 好通コラム

2013年07月18日(木曜日)

7.18.H-ⅡBロケットの打ち上げを本気で見たくなってきた

昨日、私よりも4歳も年上の男性が、
33日間かけて北京からパリへの1万数千キロのラリーを、
何十年も前のルノー4というクラッシックカーで走り抜いた話を
本人から晩御飯を食べながら、聞きました。
自分達で直しながら走るこのラリーは、
激しくもロマンチックなものだったのでしょう。

 

やる人は何でもやれるものです。
感心したというよりも、
目の前の人がそれをやった人であるという実感がなく、
なんとなく話を聞いてしまいました。

 

胸にモヤモヤしたものが残りました。
人がやったすごい事を聞いても、胸がスッとしてさわやかにはなりません。
レースは見ているよりも、
どんなに遅かったとしても自分でレースに出た方が
何十倍も気持ちがいいのと、ほぼ一緒です。
北京―パリの1万数千キロラリーは、
その過酷さを思うと、さすがに出てみたいとはまったく思いません。
私は挑戦する事にそれほどまでに自分を駆り立てられません。

 

しかし胸のもヤモヤをスキッとさせるには・・・・と考えていたら、
先日行った種子島の、ロケット射場からの打ち上げを見たいと急に思いました。

 

8月4日にH-ⅡBの打ち上げがあります。
それでとりあえず飛行機の空席状況をネットで調べてみたら、
当たり前のようにその前10日間くらい、すべての便がすべて満席でした。
宿だって無理でしょう。
やはり、ふと「見たい・・」と思って見られるものではありません。

 

野宿も辞さぬ若者ではないので、
8月4日のこれはもうすでに無し、でしょう。
用意周到で、かなり前からの準備が必要です。

 

と思ったので、準備をしてみようかと思います。

 

 

※JAXA種子島宇宙センターのホームページから

 

 

こんな風に見えたら感動的だろうなぁ。とは思いますが、
やっぱり「見ているだけ」でしかないでしょうか。
心が揺らぎます。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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