2013年09月20日(金曜日)
9.20.明日やってもいい事を、今日やるのは、かっこ悪い?
「今日やらなくても明日やれば十分間に合う事を、今日やるのは、かっこ悪い。」
なぜそう思う人がいるのか。
最近は何とかいう予備校の先生が、
「いつやるの?・・今でしょ。」というギャグ(?)が流行っているので、
言いづらくなってしまったのですが、
私は昔から、
「明日やればいい事でも、今日やれるなら、今日やった方がいい。絶対にいい」
と、言い続けて来ました。
今日やれることは、
今日やってしまった方が、
明日また別の事がやれるようになるかもしれない可能性があります。。
あるいは明日やっても同じと思えていた事が、
実は、勘違いで、
本当は明日では間に合わないことであって、
今日やっておいて良かった。なんてこともよくあります。
逆に、明日やっても良かった事を、
今日やってしまったことで、
何かしら困ったような事態になったことは今まで経験した事がありません。
明日やっても良さそうな事でも、
今日やれるのなら、今日やればいい訳で、今、やればいいのです。
それでも、
「明日やればいい事は、今日やれても、今日はやらない。」が多いのは、
ただ単に”怠け心で”だけではなさそうです。
それでふと思いました。
“かっこ悪い”のではないか、
あるいは”かったるい”と思う気持ちがあるのでしょうか。
例えが違うかも知れませんが、
小学校の夏休みの宿題は、早目にやってしまって、
心おきなく夏休みを遊ぶというのは、
優等生的で、いい子ぶっていて、かっこ悪い。
逆に、宿題なんてほったらかしにして、
夏休みを最初から遊んでしまい、8月末、
もう夏休みが終わってしまう頃になってやっと、大慌てで宿題をやる。
こっちの方が”普通”で、別にかっこ悪くない。
そんな感覚が、私達の気持ちの中にあるのではないでしょうか?
私も、8月28日を過ぎてからが宿題の本番でした。
それをかっこ悪いとも思わなかったし、罪悪感もありませんでした。
かえって、
近所の優等生君が、8月28日を過ぎて、こっちは大忙しなのに、
「谷くーん。遊ぼう。」と誘いに来るのが、うっとおしくて、
逆に、自分がかっこ悪いことを棚に上げて、
もう宿題をやってしまっているその子を、意味もなく”かっこ悪い”と思ったものです。
だから、
「今日やらなくても明日やれば十分間に合う事を、今日やる。」のは、
たぶん「かっこ悪い。」のです。
今でも、困ったわんぱく坊主の大人が多いのです。きっと。
でも、本当は
「明日やればいい事でも、今日やれるなら、今日やった方がいい。」なのです。
東京で、面白い、いい話を聞いてきました。また書きます。
最近は新幹線から富士山がよく見えるようになりました。
空きになって空気が乾いてて澄んできたからでしょう。
まだ真っ黒な夏の富士山にもうすぐ雪がかぶって、美しく色っぽくなるはずです。、
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