2013年11月14日(木曜日)

11.14.似ているだけで、ぜんぜん違います。

キーパーLABO共和店テクニカルが、
10月、全社を通じて唯一のスーパー達成を果たしました。

 

スーパー達成は予算無視で、うまい食い物、高い食い物、
何を食べてもいいことになっています。
今回の彼らが選んだ金に糸目をつけないうまい食い物は、「蟹！」でした。
行ったのは、近くに出来た「蟹のチェーン店」。

 

スーパー達成会は、
金に糸目をつけないので、
選んだメニューは、この店で一番高い「蟹しゃぶ」で、
なんと一人前4,800円。これをメンバー全員に一人前ずつ。
さらに、これとは他に
「毛がにの姿茹で」やらなんやらで豪華絢爛の注文と相成りました。

 

はじめに「毛がにの姿茹で」とか、
「蟹味噌」とか、何とかサラダとか、色々出て、
最後に本日の本命「蟹しゃぶ」が出ました。

 

鍋が沸騰してきて、
さぁ、しゃぶしゃぶと行こうかと思ったら、
仲居のお姉さんがやってきて、
せっかくの蟹の剥き身をとっとと鍋の中に入れ始めてしまった。
野菜と一緒に、
蟹に剥き身を入れてしまったので、
鍋の汁がさめてしまって、しゃぶしゃぶとやれなくなって、
結局、野菜などと一緒に蟹の剥き身も”煮えてしまった”のです。
これではしゃぶしゃぶの美味さが台無しです。

 

腹が立って、
「せっかくのしゃぶしゃぶを、煮てしまったんじゃ、しゃぶしゃぶじゃないよ。」
そう言ったら、
「蟹は、身が厚いので、ふっくらとしてから食べるのが、しゃぶしゃぶです。」
と、いかにも、
私達が、身を薄く切ってある牛肉のしゃぶしゃぶしか知らないかのように、
素人相手にという感じで、バカにしたように説教ジミて言うのです。

 

ますます腹が立って
「蟹の身が厚いから煮たほうがいいなんて、
それじゃ、しゃぶしゃぶなんて意味がない。偽装表示だよ。」
それでも、人をバカにしたように、
「身が薄く切ってありませんから･･」と、こちらを白い目で見ます。
この店の人は、なぜか、上からものを言う癖があるようです。

 

この店の人は、
ひょっとしたら、この地域の人たちであるお客様がキライなようです。
たぶん、店の責任者の人が、この店に来る人たちをバカにしているのでしょう。
この店の看板が立派なので、
その店にいる人達まで偉くなってしまったかのように勘違いして、
お客様を馬鹿にし、
客がリピートしなくて、この店が繁盛しないのは、
この店の味のありがたみが分からない客のせいだと、
自分勝手なすり替えをしているようです。
だから、お客様の言うことをまったく聞こうとしません。
この店は、いずれは閉める店なのだろうなと思いました。

 

仕方がないので、
残った蟹の剥き身を、沸騰した鍋にしゃぶしゃぶとして、
表面は白くなっても、中はまだナマの、
いわゆるしゃぶしゃぶにして、みんなで食べました。
もちろん、その方が美味しかったのは当たり前です。

 

しゃぶしゃぶは煮てしまったら、似ていますが、しゃぶしゃぶではありません。

 

 

 

似ていてもぜんぜん違う。
ぜんぜん違う別の話です。

 

居間に「イリオモテヤマネコ」の写真が貼ってあります。
いくら見ても見飽きない、惚れ惚れするような美しいイリオモテヤマネコです。

 

その写真の前に、
猫のリンちゃんが座って一緒に写真に納まりました。
リンちゃんも惚れ惚れするように美しい猫で、よく似ています。

 

でも、似ていても、イリオモテヤマネコとリンちゃんは全然違います。
両方とも同じような毛並みで美しい猫の仲間ですが、まるで違う生き物です。
両方とも大好きです。

 

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