谷 好通コラム

2013年11月26日(火曜日)

11.26.病院の前の池と、秋の黄昏

 

病院の前の池と、秋の黄昏
散歩で撮りました。

 

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2013年11月26日(火曜日)

11.26.「・・の為に、多目or少な目に言っておく」は、ただのウソ

先日の富士スピードウェーから
御殿場インターIC経由で帰る道路で思ったこと。
「ドライバーを変に操作しようとして嘘をつくから、余計に変になる。」

 

日曜日の夕方、御殿場ICから高速道路に入るには、
ひどい渋滞を通過しなければならない。
だから、いつもは「裾野IC」まで行って東名高速に入るようにしている。
その方が結果的にはるかに早い。
ところが、先週は、
NAVIを見たら、御殿場ICにつながる旧道に渋滞のマークがついていなかった。
うまく御殿場ICから入れれば、新東名にすんなりとは入れるので、
ひょっとしたらと思って、旧道に行ったら
ひと信号で二三台しか動かず、それが1km以上も続く
ひどい”動かない渋滞”に入ってしまった。
そこで約1時間、完全に無駄な時間を過ごして、
結局「裾野IC」に回った。

 

なぜ、旧道には渋滞の印が出ないのか。
地元の商店街が、渋滞マークをつけると客が来なくなるからと、
渋滞マークをつけさせない。という話をよく聞くが、ここもそうなのだろうか。
分からないが、そうだとしたら愚かなことだ。
そんなことをすると、ひどい目に合ったドライバーは懲りて
渋滞マークが着くほどに混んでいない時でも、近寄らなくなる。
情報は、正しいから役に立つ。
自らの欲と都合で変に情報を操作すると、
逆効果で信用されなくなるだけで、結果的に大きな損をするのです。

 

 

高速道路は、御殿場→名古屋ならば、
断然、東名高速より新東名の方が早い。
ゆうに30分以上、ひょっとすると1時間くらい新東名の方が早く着く気がする。
しかし、新東名は”サービスエリア”が余りにもお粗末な設計で、非合理的であり、
特に私のように歩きにくい人には、あの無駄な広さは苦痛で、
トイレに行くだけでもひどく苦労をするので、
道路が混んでいる時には、あえて、以前からの東名高速を使う。
同じような事を言う人は意外と多く、
一時は空いた東名高速のSA.も最近はけっこう混んできたようだ。
新東名のあのばかげた無駄に広いだけのサービスエリアは、本当に嫌いだ。

 

富士に行く時は新東名で御殿場ICまで行き、
帰りは裾野ICから東名高速に乗って帰る。これが定番になりつつあります。

 

しかし、三ケ日JCTから新東名と東名高速が合流して、
東名高速一本になってからの渋滞は慢性的であり、本当にイヤになります。
この日は19mの渋滞で、
情報表示版には名古屋まで2時間以上とありました。

 

しかし、この渋滞は30m/hから60km/hぐらいで流れている渋滞であり、
意外と早く抜けられます。
渋滞を抜けるのに30分と出ていれば15分ぐらい、
15分と出ていれば5分くらいで抜けられます。
もちろん車の流れに自然乗ってのことです。

 

それと同時に流れている渋滞の場所には
50km制限や40km制限の速度制限が出ています。

 

私はいつも思うのですが、
この低めの速度制限と、
余分に大目に出る渋滞を抜けるまでの時間が、
この渋滞の原因なのではないかと。
実際には40km制限が出ている場所では、
すべて(ほとんどではない)の車が、80~90km/hのスピードで流れているし、
渋滞を抜けるにも、表示されている時間半分ほどで抜けられる。

 

制限スピードは実際よりも低目に出しておけば、
安全に気を使っていることになるし、そうすると、
渋滞距離÷名目の制限速度=渋滞を抜ける時間は、随分大目に出てしまうが、
それよりもみんな早く抜けられるのだから、文句は出ない。
そんなことで、長すぎる時間が出るのでしょう。

 

いずれにしても「多目or少な目に言っておく」は、ただのウソです。

すべて、実態とはかけ離れた
低すぎる制限速度を出していることが原因だと思います。
スピードを低目にしておけば、とにかく安全だ、
とする、ばかげた非合理的な考え方を何とかしないと、
ずっとこのままの状態が続き、
新東名が全線開通するまで続くのでしょう。

 

そして、出来得れば、
新東名を120km/h制限とし、
オービス作動と摘発を車のメーターで130m/hとすると、
メーター誤差で、ちょうど制限速度となる。
みんなが制限速度を守って、
事故のない、
安全な気持ちのいい新東名になると、
多くの人が言っています。私もそう思います。

 

「・・の為に、多目or少な目に言っておく」が、
政治的に使われれば、プロパガンダという作為的なウソであり、

 

それは、生活の中で使われれば、ただのウソです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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