谷 好通コラム

2013年12月04日(水曜日)

12.04.夢にまで見た、天ぷらざるそば、

今日は、入院のずいぶん前からの仕事の予定があったので、
“外出”して、浜松に行ってきました。
朝からルンルンです。
とは言うものの連れ合いと朝から喧嘩。なんともはやですが。

 

しかし、外はいいですね。
本当にいいですね。空気が違います。
病院の空気が澱んでいる訳ではありませんが、
なにか、殺菌をして、無理やりキレイな空気にしているような感じで
爽やかではありません。
それに比べると、外空気はだんぜん爽やかです。

 

病院に二週間以上います。
でも、昼間は普通の服に着替えて椅子に座ったりして、ベッドには寝ません。
パジャマ姿でベッドに寝たりしていると、
病人になった気分なってしまいそうなので、必ず起きています。
しかしそうはいっても、病院の中にずっといて、
検査とかをいっぱいしたりしているので、
やっぱり自分が病人っぽくなっていたことに、外に出て気がつきました。

 

さっさと歩けなくなっていました。
もともと歩くのは苦手でしたが、入院前より明らかにもたもたしています。
すぐに直りましたが、ちょっと変でした。

 

それから、ひとつ良かったことです。
病院にいる間、あまり動かなかったので、少々便秘気味だったのですが、
昼ごはんを食べたしばらく後、
ちょうどお客様とお話をしていた時に、
突然、もよおしてきたのです。

 

そこで、お客様に失礼を詫びトイレに急行。
一週間分をいっぺんに清算してしまったほどに、出ました。
極めて爽快な・・・でした。
人間、働いていないと、腸が動いていないのでしょうか。
ちょっと仕事で動いただけで、超・爽快です。というより腸・爽快でしょうか。

 

それが健康のための入院であったとしても、
病院という所は、そこに長くいると、知らぬうちに病人になってしまいます。

 

だいいち、病院は食べ物が、「食べ物」である前に「栄養」です。
こんな腹立たしいことはありません。気分か滅入ってしまいます。

 

カロリーとか、塩分とか、たんぱく質がとか、
そういうものをキチンとコントロールするのが病院食なのでしょうが、
だからと言って「メニュー」「味」はどうでもいいというのは前近代的です。

 

 

今日一日、外に出て、昼食と夕食を外食したら、
また、明日の朝からの病院食を思い出し、
それだけか極めて憂鬱になっている今夜なのです。

 

夢にまで見た、天ぷらざるそば、
食べてしまった。(でもこれは想定内メニュー、確認しています。)

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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