2014年10月24日(金曜日)
10.24.時差解消に勝ったはずなのに、なんだこのだるさは
ミュンヘン空港のホテルを出たのは朝8時、
飛行機は午前10時25分にミュンヘン空港を飛び立ち、
時差1時間のヘルシンキに到着したのは「13時45分」なので、
実質2時間20分のフライトでした。
そのあとヘルシンキ空港でのトランジット(乗り換え?)に時間がかかり、
ヘルシンキ発中部空港行きの飛行機が飛んだのは3時間半後の「17時15分」
中部空港までの飛行時間は9時間20分で、
中部空港へ到着は翌朝の8時50分。
フィンランド・ヘルシンキと日本とは6時間の時差があります。
17時15分から翌8時50分まで、時差がなければ15時間35分。
(正味飛行時間9時間20分+時差6時間+飛行準備15分=15時間35分)
それが、時差の関係で9時間35分に縮まるわけです。
晩御飯を食べて、寝て、朝ご飯を食べるまでの時間が、6時間縮まります。
言い方を少し変えると、
(ヘルシンキ時間)午後5時15分に飛行機に乗って、
飛び上がったらすぐ6時過ぎには晩御飯。
食べ終わったら、すぐに消灯して、
寝て、
(ヘルシンキ時間)午前1時半)に朝ご飯。
これが(日本時間では)7時半なので、帳尻が合うことになる。
日本時間で考えれば、
晩御飯をめちゃくちゃ早く
午後6時過ぎに食べて、
“午後7時には寝てしまって、”
“6”時間寝て、
翌午前1時には超早起きして、仕事に出かけていく。
これなら、夜勤勤めによくある話で、
そんなに無理ではない。
睡眠6時間は少しだけ短いが、普通の睡眠時間と言える。
時差調整の場合は、
その午前1時が、午前7時になって、
起きてから夜勤ではなく、昼間の勤務になるだけのこと。
ただこの場合、難しいのが午後7時に寝てしまうところで、
なかなか、すっと眠られるものではない。
だからこそ、ドイツにいる間、朝3時くらいに起きてもそのまま起きていて、
生活のリズムを、できるだけ日本時間にずらしたままにしておいて、
帰りの日、うんと早く眠れるように頑張っておいたのです。
今回は、この計画がピタリと当たって、
飛行機の中での早く晩御飯の後すぐに眠れて、
ちゃんと6時間ぐらい眠って、
日本時間午前7時に、さわやかに朝を迎えられたのです。
今回の時差調整は完勝であると、
自信満々で空港を出て、会社に立ち寄ったのですが、
なんだろうか、この体のだるさは、この眠さは。
目をつぶれば30秒で熟睡に入れそうなひどい眠さです。
よく考えてみれば、
リズムとしての時差は解消できたはずですが、
しかし4日間、睡眠時間4時間~6時間で過ごしてきたので、
完全に寝不足の状態になっていたのです。
これは時差に勝ったのでしょうか。
あるいは、策を弄しすぎて、ひどい寝不足になり”負けた”のでしょうか。
とにかく、こんなに眠いと思ったことは久しぶりです。
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2014年10月24日(金曜日)
10.29.なぜ、新幹線が、水曜日に混む?
今、名古屋駅→東京→大宮で新幹線に乗っています。
先ほど名古屋駅の「みどりの窓口」で切符を買ったのですが、
意外にもカウンターに行列ができていました。
列車も何本か先まで満席です。
土日とか夏休み中には混雑があって、窓口に行列が出来るのは当たり前ですが、
なぜこんな平日に混んでいるのか不思議に思い、
窓口のスタッフに聞きました。
そうしたら「水曜日はよく混雑しますね。」とおっしゃいます。
なぜ、水曜日に?
どうも、サービス業の人たちが、
水曜の休日になっているようなのです。
そういえば、
床屋さんが火曜、水曜日の連休で休みを取るようになりました。
もう何年も前からです。
近所のおいしい蕎麦屋さんが、
火曜、水曜日で営業を休んでいるのを見つけ、
世の中、変わったなぁ、と思いました。
最近はカーディーラーさんでも、
火曜、水曜日の連休で店を閉めているところがあるようです。
それになんとアイ・タック技研㈱改めKeePer技研㈱も、
ほとんどすべての人が何らかの形で毎週週休2日を取っています。
土曜日に事務所に行くと、
労働者の権利をすべて失っている「役員」さんたちだけがいて、
普段の仕事で間に合わない仕事を片付けていたり、
土日に仕事をしているキーパーLABOの店舗を廻ったりしています。
役員になったものは、それだけ仕事ができるから役員になったのだから、
仕事のできる人が一番たくさん働く会社が伸びる会社だと勝手に決めて、
役員さんたちだけは、好きなだけ働いていますが、
しかし、それでも、私だって、たまには連休を取ることもあります。
今はサービス業も連休を取るようになって、
でも、サービス業だから当然土日は働くので、
そんな人たちの多くが「水曜日」に休日が集まってきているのかもしれません。
それが、水曜日の朝、
新幹線のみどりの窓口の混雑につながっているのかもしれません。
サービス業の人が増え、
サービス業の店舗は年中無休も当たり前になって
土日を働く人も増え、
でも、週休2日が当たり前になって、
水曜日の新幹線が混雑するようになった。そんなストーリーでしょうか。
昔、私が独立した頃、私のたった一軒の店は、
最初の1年は、年中無休で、もちろん私もそうで、
2年目からは火曜日だけが「半定休」「半営業」で、
誰か交代で、一人で、給油だけの営業をしました。
だから、私は1か月に2回、火曜日の休みです。
あの頃は、1週おきの火曜日がものすごく楽しみで、
必ず家族で、どこかへ遊びに行ったものです。
当然のように、子供は小学校を休ませて、遊びに行きました。
遊びに行った先は、火曜日なのでどこへ行ってもガラガラで、
すごく楽しかったことを覚えています。
でも、今は現場を離れ、事務所勤めのようになってしまったので、
土日のいずれかが休みになる場合が多く、
どこへ行っても混雑するので、
混雑が大嫌いな私は、
もう行楽地へ遊びに行くことはなくなってしまいました。
「なぜ、水曜日なのに、新幹線の窓口が混んでいる?」
こんな疑問と、答えが、マーケティングの入り口なのでしょう。
今日の富士山は、てっぺんに、ちょこんと雪が乗ったかわいい富士山でした。
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