2014年12月25日(木曜日)
12.25.力が人を心の盲目にするのか
大韓航空の副社長が起こした「ナッツ引き返し事件」は、
人間の愚かな部分をさらけ出した典型なのでしょうか。
人間は権力として、人に命令し、指図する力を持つと、
それが間違っているかいないかは関係なく、
良いか悪いかの判別もなく、
その力を横暴に使ってしまうこともあります。
あの副社長は、
記者や市民の罵声を浴びせられながら、表情はかたくなでした。
ひょっとしたらあれはじっと耐えているだけなのではないでしょうか。
ひたすら我慢して、耐えているのではないでしょうか。
ものすごくマズイ事をした。まいったなぁ。とは思っても、
悪いのはナッツを袋に入れたまま出した・・・・という表情に思えます。
不当に大きすぎる権力は、本当に人を心の盲目にするのかもしれません。
この場合は、
とんでもないレベルの横暴ですが、
私だって社員さんに対して社長という権力を持っているわけで、
つい、叱るべき時ではない時に叱ってしまうこともあります。
イカンなあと、思います。
今日は、つい宝塚店で、
些細な約束を守っていなかったことを叱ってしまいました。
今、店舗は、年末の大変な時期で、
皆ギリギリのところで仕事をしてくれています。
そんな今は、些細ことを叱る時ではありません。
本当にイカンなぁと、つくづく思いました。
それでも、みんなの写真を撮ったら、
ありがたいことに屈託のない笑顔を返してくれました。
ありがとう。
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