2015年07月13日(月曜日)

7.13.暑くなるブースの中のエアコンの効果的な取り付け方

11日（土）、12日（日）と雨が降らず、
太陽が顔を出すことはありませんでしたが、
白いモヤに封じ込まれたような湿った暑さが強烈にやってきました。
明後日には台風11号が高い確率でやってくるようで、
まだ梅雨が明けた訳ではないのですが、
それまでもう待っていられないと言わんばかりに、
この土日はたくさんのお客様が来店されどの店舗も大賑わいでした。

 

日本全国、強烈な暑さと同時にたくさんのご来店を迎え、
長い梅雨でたまった汚れをさっぱりと落とし、ツヤツヤにして行かれました。
お客様の嬉しそうな顔を見ると、
この仕事をやってきてホントに良かったと思います。
全国のキーパーPROSHOPとLABOが、一番うれしい時です。
しかし、
この暑さは急激に来たので、真剣に要警戒です。

 

特に影がなく直射日光が当たるような作業場所は、
極力、無いように造ってありますが、
それでも日の当たる時間によっては影が動いて、
作業者と車に直射日光が当たる場合があります。
夕方の西日が特に危ない時間です。

 

それにコーティングブースの中には
すべての店舗でエアコンが入れてありますが
ブースの広さ、エアコンの設置方法、陽の当たり具合によっては、
外よりもむしろ暑くなってしまう場合もあのます。
今年一番の暑さになった昨日、
ブースの中の温度はどうだったのか、全店にアンケートを取りました。

 

大きいブースは概して暑いようです。
中が広いのだからエアコンの容量もそのように必要ですが、
隅々まで冷やす訳には行きませんので、ある程度は仕方ありません。
出来るだけ涼しい場所で仕事をするようにしています。

 

しかし大きさだけでなく、
屋根が高い構造のブースでは、
上から吊り下げ式のエアコンの場合はダメなようです。
屋根が高いと、吊り下げタイプのエアコンは概して高い所に設置されがちで、
コーティングブースは屋根の下に天井がないので、
熱っせられた空気が上の方にたまって、
その熱い空気の高さの中にエアコンが設置されていると、
熱い空気を吸い込んでそれを冷やすことになって、非常に効率が悪くなり効きません。
だから、ブースの中のエアコンは原則として「床置き型のエアコン」としています。
トータルして、エアコンの効きが悪いと答えた店舗は、
一つの共通項として「天吊り型のエアコン」が比較的多くあります。

 

しかし天吊り型のエアコンでも、
狭いブースでは十分な効果と言い、
また、何かの建物をそのまま借りた居抜き物権では、
屋根の下に「天井」が着いているので、
遮熱効果が高く、ほとんどの店舗でエアコンの効きが良いと答えていました。
今後は、このような効果を考え、新築でも天井は着けた方がいいかもしれません。

 

色々なケースがありますが、
働く環境は、そのまま品質にも影響するので、店づくりの大切な要素です。

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