2015年08月09日(日曜日)
8.09.汗水たらして働き幸せを得る人生と、棚ボタで遊ぶ人生
ある有名な人がいて、
彼は週刊誌に色恋のスクープ記事を書かれたりして
華やかで、どちらかというと軽い人かと思っていたら、
インタビューで話を聞いたら意外にも、
ものすごい努力の人だったということです。
以下は又聞きで聞いたことなので不確かですが。
彼は生活のこまごました所まで、
目標である勝つことのための行動の決め事があって、
のほほんと生きているわけでは全くありません。
毎日のトレーニングもハードの極みで、自分をこれまでもかとイジメ抜きます。
その結果、
世界最高峰まで登り詰めたそれまでの苦労は
人並みはずれたものでありましたが、
登り詰めた所での戦績は必ずしも華々しいものではなく、
まだまだ苦労と努力が続いています。
実はそんな苦労と努力の人であったのですが、
彼は、”だから”、自分がものすごく幸せだというのです。
努力と苦労があるから幸せでいられる。
彼だけでなく、私の知っている限りのレーシングドライバーやアスリートも、
一人残らず、信じられないようなきつい訓練と努力を重ねています。
だから幸せなのでしょう。
また、
ある人から聞いた話です。
「僕の知っている人に、もらったお金がたっぷりとあって、
何でも買えて、働く必要などまったくない人がいます。
毎日、自分の人脈の人と面白おかしく付き合って、好きな物を食べて、飲んで、
はたから見ると充実して幸せそうに見えるけど、
その人の言うには、
『自分が幸せだと感じることはない。
遊んでも遊んでも、実は毎日がつまらない。」と言う。
人の幸せは、
いっぱい努力して、苦労して、その結果、何かを作り上げ、
それが人から認められて、
人の役に立って、必要とそれ、それ自体が幸せと感じるか、
あるいは仕事の報酬となって、
何かを買ったり、手に入れたり、何かが実現した時に、
幸せを感じるものだと思う。
苦労せずもらったもので何かを手に入れても、何の喜びもない。
人生の喜びは、何かを目標にして、苦労して、努力して、
その目標を実現した時に、初めて得られるものです。」
今日も猛暑の中、
全国のキーパープロショップ、キーパーLABOでは、
お客様の車をプロの技術と道具で、しかし当然苦労しながらキレイにし、
お客様に驚くほど喜んでもらって、
やって良かったと深い満足を得ているキーパー技術者がいっぱいいます。
私は、彼らは本当の意味でお客様と自分の幸せを造り出していると思います。
今日は富士スピードウェーでスーパーGTでした。
仕事仲間が仕事をしているのに、
身内であるのに
遊び仲間と遊んではしゃいでいるだけの者がいます。
莫大な数の人達が稼いだお金で得た貴重な場所で、得た立場で、
それを勝手に自分の物と勘違いして、遊ぶだけのバカがいます。
それが我が身内であるがゆえに
それをどうしようもないジレンマに苛立ち
深く悲しみと怒りを覚えます。
棚ボタで遊んで生きる類にならなければいいのですが。
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