2015年09月23日(水曜日)
9.23.その① オセロみたい? 110%成長と120%成長の差。
前日の話で
三十年続けて前年比約120%を成長を続けると、
その事業を始めた当初に比べて、30年後には約200倍の規模になり、
長期間かかるとしても、それは爆発的な成長と言えます。
しかし、
それが前年比120%ではなく110%ならば、
30年経っても約15倍にしかならず、普通に大きくなった企業と言えます。
わずか10%の違いだけなのに、
その差は15倍と200倍と桁違いの大きな差なのです。
その10%の差の中に、何かがあるのかもしれません。
自分なりに、その差は何なのか考えてみました。
まずその①目先の得より「オセロ」のように。
店舗を運営していくにしろ、
キーパープロショップなどの施工店さんにケミカル製品等を販売するにしろ、
その時のビジネスが、
その時の利益を稼ぐことを目的とせずに、
お客様がリピートする事、
口コミで広がることです。
あるいはこれが施工店さんに対するビジネスならば、
施工店さんが、お客様継続的に成功することによって、
販売のビジネスも継続し拡大することを「目的」として来ました。
つまり、
キーパーLABOの店舗においては、
お客様の話を”聞く”ことを一番大切なこととして、
その接客を、
こちらが売りたい商品を説得して売り込む行為ではなく、
お客様の話の中で、
お客様が喜んでくれる商品が何なのかを一緒に探す行為とします。
すると、お客様は、
自分が欲しいものを一緒に探してくれる店として信用してくれますし、
売り込むよりはるかにたくさんのご自分の好きな「キレイ」をご注文されます。
ですからキーパーLABOでは、
日常的に、
「売るなっ!」と、繰り返し言われます。
※客単価アップ
そして、施工されたKeePerコーティングなどの商品が確かな技術で施工されて、
お客様の期待以上のキレイさで出来あがると、
ますますお客様はこの店を気に入られて、
何度でも継続的に来店されます。
さらに、ご自分のご家族、お知り合いにこの店を紹介してくれます。
お客様の継続と拡大は、※客数アップ
加えて、新店が少しずつではありましたが増えていましたので
※店舗数増=客数アップ
「客単価アップ10%増」+「来店客数アップ10%増」=前年比120%。
あるいは、
「客単価アップ7%増」+「来店客数アップ13%増」=前年比120%ぐらいでしょうか。
次にキーパープロショップをはじめとするキーパー施工店さんには、
(以下単にキーパープロショップとします)
ビジネスとして買っていただくケミカルなどの製品を、
買っていただくことを目的とせずに、
KeePerの施工技術を全力でお伝えし、
品質の高いキーパーコーティングをお客様に提供できるようにします。
また、キーパーLABOで得た色々なノウハウをお伝することもします。
カーコーティングビジネスを”成功”していただくことを「目的」とします。
それが、KeePerケミカルや機械・道具の継続的販売の結果となり、
成功が大きくなることによってKeePerの販売の拡大にもつながる
今はやりの言葉で言うならばWin・Winの関係となります。
だから、ビジネスとしては成立しにくい「技術研修」に、
ほぼすべての施設と時間と手間を掛けます。
それが、遠回りのようで、
最も近道のビジネスの成功=相手に与える「付加価値」の大きさ。に繋がります。
成功すると、
キーパープロショップ1店舗当たりの売り上げが増えます。
成功すると、
キーパープロショップがまた増えます。
つまり、
「プロショップ1店舗当たり10%増」+「プロショップ数10%増」=前年比120%と、
キーパープロショップの成功も店舗での成功と同じようです。
変なことを言いますが、
「オセロ」みたいなものでしょうか。
その場で、1つをひっくり返すよりも、
最終的に、もっとも多くの駒をひっくり返した方が勝ち。みたいでしょうか。
ちなみに私は、
ゲームの「オセロ」はあまり強くありません。
12歳の女の子に大負けしたことがあります。
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