谷好通コラム

2015年10月24日(土曜日)

10.24.「雪が降る前にKeePerで車を守ろう」彦根店、大垣店、一宮店

10月のキーパーLABOの全国トップは
只今のところ、「LABO札幌店」です。
それも2位のLABO足立店、
僅差で3位のLABO世田谷店に、
100万円近い差をつけるぶっちぎりのトップです。

LABO札幌店は、
“雪融けシーズン”の4月から、5月、6月には全国一番を取ることが常連で、
今年の4月には1,483万円というギネスまで持っています。
しかし、今年のように、
秋、雪が降ってくる前、10月にトップを走るのは初めてのことです。
何かが変わっているのでしょうか。
今のところ前年同月比で134%と好調です。
しかしこれくらいは他の店舗でも言える傾向で特別ではありません。
なぜ、札幌店が独走しているのか、今一生懸命調べています。
ひょっとしたら、他の店舗でも役に立つ何かがあるかもしれません。

そういえば「雪の降る前に・・」とは、
青森・弘前の弘善商会さんが
「そろそろ雪が降ってくるので、その前にKeePerで、車を守りましょう。」と、
12月のキーパー選手権では雪国は弱いという定説を覆して、
全国入賞に食い込んできていました。

雪国にある直営キーパーLABOは、札幌店の他に、東北の仙台長町店と、
意外と雪が多いイオンタウン彦根店と大垣店、一宮店があります。
一宮店は現時点では異様に飛ばしていますが、
大垣店、彦根店が、苦戦しています。
この際、試しに大々的に
「そろそろ雪が降ってくるので、その前にKeePerで、車を守りましょう。」
と、やって見ようかと、遅まきながら動き始めています。

今日、宝塚店に行ったので、
ついでに名神高速に沿って、彦根店と、大垣店、一宮店に行ってきました。
不意打ちを食わせるつもりは全くなかったのですが、みんな驚いてくれました。

【LABOイオンタウン彦根店】
この辺は関ヶ原同様、たくさん雪が降るそうです。
「雪の降る前に…」がどれくらい通用するでしょうか。

糸川君と日下部店長。
残念ながら喜多チーフはイオンの中にパンフレットを配りに行っていませんでした。

【LABO大垣店】
9月は好調だったのですが、今月10月は、意外と苦戦しています。
でも、小杉店長はまったく負けていませんでした。

飄々とした杉山君。

最近、割と普通のヘアースタイルで、「面白くないよ」と言っておきました。
今度変なヘアスタイルだったら、私のせいです。
鈴木玲音チーフ。

【LABO一宮店】
スーパーアルバイト多賀陽平と、林店長、岩波君。

最後に、一宮店に来て本当に良かったとしみじみ言う福本チーフ。

Posted パーマリンク

2015年10月24日(土曜日)

10.14.「チョキを出していれば勝てるんだよね。」・・

朝起きて会社に出る前に、
ご飯を食べながら「目ざましテレビ」を見ます。
その中でも私は「きょうのわんこ」の大ファンで、
続けて「星占い」も見るのが毎朝の習慣で、
この星占いはけっこう気にします。
※ちなみに「うお座」の私の今日は「トップ」でした。
人間関係がうまく行くそうです。

この間に「目ざましじゃんけん」という、
テレビとじゃんけんをするコーナーがありますが、
不思議と、これはみんながやっています。

別に意味はありませんし、
「目ざましテレビ」そのものは別に見たいと思いませんが、
「きょうのわんこ」「星占い」「じゃんけん」の優先順位で、
日本国中どこへ出張していても見て、やっていて、変に習慣になっています。

そんな話をみんなと雑談の中でしたら
一人の男が
「あのじゃんけんは、”チョキ”出してたら、勝ちなんだよね。」と
したり顔でいうのです。
おしゃべりがしら～っとなって、すぐ別の話になったのですが、
あとで、これは、
あの人は「もう分ってしまっている人」の低レベルの典型だと思いました。

多分、たまたま自分が続けて「チョキ」を出して連勝したか、
ひたすら「チョキ」を出していたら、勝率が高かったのでしょう。
このちっぽけな「成功」で、
「目ざましジャンケン」は「チョキで勝てる。」と、
この男は、”分ってしまった”のです。

たまたまうまく行って、たまたま成功したら、
すべてがそうなのだと、
うまく行った要因、成功の理由を考えることもなく、
すべてがそうなのだと、
一つ法則を見つけてしまったように「分ってしまった。」です。

こんな低レベルのことで「分った人」になったこの人は、
もう、ジャンケンをして相手が何を出すだろうかと考えることもなく、
何を出したら勝てそうかとワクワクすることもなく、
したり顔で
「目ざましジャンケンは”チョキ”を出してたら、勝ちなんだよね。」と、
チョキを出すだけなのでしょう。つまらないですね。

どうでもいい事ですが、
何かにつけてこの人はたぶん「もう分ってしまっている」ので、
人生についてももう分かっているので
好奇心もなく、勉強することもなく、ワクワクすることもないのでしょう。
つまらない人だなぁと思いました。

今日は好奇心ばりばりで
勉強する気満々の人たちが、バスで大挙して来られます。
○○○経営の勉強会のみなさんです。
楽しみで仕方ありません。

Posted パーマリンク

2015年10月24日(土曜日)

10.24.私なんかが言うと、ちゃんチャラおかしいのですが、

喉が渇いたら、水が欲しい。
腹が減ったら、食べ物が欲しい。
これは単なる生理的欲求であり、
水を飲み、食べ物をたっぷり食ったら、それで解決します。
水は飲める限度があるし、食べ物を食う量にも限度がありますから、
腹いっぱいになったらそれでおしまいです。

でも物の所有欲ではどうでしょうか。
物は、持てば持つほど、もっともっと多く、より高価なものが欲しくなり、
物がもっと欲しい欲求は果てしなくエスカレートして、きりがありません。
新たな「もっと欲しい」が繰り返し続くだけで、
どれだけ持っても、『飢え』は続いて、満たされることはありません。

しかし、自分の持っている物を他人に”自慢”する楽しみがあるのかもしれません。
しかし、それは自慢される側の「忍耐」との引き換えであって、
自分が所有している”物”の自慢話を聞きたいと思う人なんているでしょうか。
何か買ってもらいたいものがあるか、何かで、我慢して聞いているだけです。
それが判ると、自慢話をする方も楽しくなくなります。
あるいは、自慢話を聞いてくれる人がいなくなります。

食べ物は、満腹になるので、腹いっぱいになれば幸せになります。
私はこの幸せが大好きで、いつもこの誘惑に負けてメタボになっています。
でも、持つ物、使う物では、満腹にはならず、満たされることもなく、
結局、人は幸せにならないのでしょう。

世界一貧乏な大統領で有名なウルグアイのホセ・ムヒカ大統領が言っていました。
本当にそうだろうなと思います。
株式を上場して、
会社の経営権である株式の競り値としての金額が跳ね上がったので、
一瞬、金持ちになったような勘違いをしたことがありました。
別荘を買ってみようかなとか、
国際便の飛行機はファーストクラスに乗ってみようとか、
豪邸を建ててみようかなんて、本当に色々な事を思ったこともありました。
しかし、それが、
どれも実際にやろうと思えば出来ると思ったら、
もうその時点で満腹になって、
どれも面倒くさくて、すっかりやる気をなくして、
今でも、見事に何も変わっていません。

一番楽しい時間は
相変わらず近所の安い居酒屋で、仲間たちと気勢を上げている時間です。
(最近の、経理の伊藤マネージャーお気に入りの”や台ずし”は、大変旨くて良い。)

ムヒカ大統領の言うには、
人間を幸せに出来るのは、“物”ではなくて、”生きもの”だと言っています。
生きものとは、もちろん人間も含まれているのでしょう。
仕事の仲間たちの姿は、
けなげで、時に感動すらくれます。
お客様は、店舗で働く仲間たちにくれる「ありがとう」の言葉で、
みんなに遣り甲斐をくれます。
家族たちは価値観を同じくして、生きがいを与えてくれます。
そして、
犬や猫や、巨大ガメまで、
自分たちの幸せである姿を見せてくれて、甘えて、私達を満たしてくれます。
間違いなく、物を手に入れた時とは比べようのない幸せをくれます。

しかし、もちろん。
私は、人生を悟るほど、賢いわけでも、
豊かな経験を積んだわけでもないので、
こんな分ったような事をいうのは、ちゃんチャラおかしいのでしょうが、

ホセ・ムヒカの本を読んで、ほんとうにそうだなぁ、と思ったのでした。