谷 好通コラム

2016年01月18日(月曜日)

1.18.相手に何かを伝えるには、声が大き過ぎも、多過ぎも、ダメ。

選挙戦が始まると、街に宣伝カーが走り回って
「○△□。○△□。○△□がやって参りました。○△□をよろしくお願いします。」
と、候補者の名前を連呼するが、
あれは、逆効果で、
ただ自分の名前を連呼するような候補者は、選挙でかえって入れたくなくなる。

 

それと同じような効果で、たとえば看板で、
「カーコーティングと洗車の専門店 KeePer LABO」と同じ文字が、
一つの方向から2か所も、3か所も見えたとしたら、
これはくどいだけでなく、
連呼されているようで、安っぽく、かえって逆効果ですね。
看板を造った人は、道路のどちら側から走ってきても”見える”ように、
どの面にも同じ 語句で店名などを着けたくなるのでしょうが、
逆効果で、安っぽくなります。
そういう意味では、特にここ何年かの最近のキーパーLABOは、
同じ語句が縦横と同時に見えて、乱雑に見え、イカンなーと思います。
自分も含めて素人が考えて着けると、
やたらにくどくなるばかりで本当にイカンなぁと思う。
ブランディングの観点からすると逆効果を出している典型でしょうか。
改めて言われて、納得する。
いまさらであるが、もっと早く
店舗看板のプロの意見を聞くべきであったと反省。
あるいはブランディングのプロの力を借りるべき時が来ているのかもしれない。

 

相手に何かを伝えたいと思ったら、声が多過ぎでもかえって伝わらない。
声は多過ぎだけでなく、声は大き過ぎても伝わらない。

 

宣伝カーで、耳をつんざくような大きな音で音楽を鳴らしている場合、
よく伝わっていくかと言えば、反対に、それに不快感を持つ人が多いでしょう。
広告チラシでも、
やたら宣伝文句ばかりが大きくて、
内容がさっぱりわからないものがあります。
こういうチラシでは宣伝効果はまったくありません。

 

心地良い大きさで、しつこくなく、
おだやかに、やさしく、分りやすく、
伝えるべき相手の人の都合と、心情に合わせて、
そして、笑顔で。でしょうね。
笑顔がコミュニケーションの基本でしょうね。
その点、私はダメです。すぐにカッカとなります。

 

 

今日はまた、FM愛知でラジオ番組の収録をしました。
名越涼子のラ・ソワレ」と言う番組で、
東海地方限定で18:55~19:00の5分間だけですが、8回!
約1か月連続で別々の話で流れます。
1月27日(水)、28日(木)
2月03日(水)、04日(木)
2月10日(水)、11日(木)
2月17日(水)、18日(木)

 

笑顔で、やさしく、おだやかに
美しい名越涼子さんが、私の話を上手に引き出してくれました。

 

個人株主さん獲得のために、私は今、真剣に何にでも出るのです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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