谷 好通コラム

2016年03月06日(日曜日)

3.06.”春”のキーパー選手権を復活の要望

今、札幌から帰るために千歳空港で飛行機を待っています。

 

札幌営業所とキーパーLABO札幌店は、
総勢9名で協力しながら、共に円滑に運営されていて業績も悪くありません。
札幌営業所はもともとLABO札幌店の建物の中にあって、
設備の一部をスクールの教室として使っていたのですが、
今は別の場所へ営業所とトレーニングセンターを移動したので、
LABO札幌店の中は100%札幌店の営業に使えるようになっています。
しかし教室で使っていた部分の水はけが悪いので、
そこの改造をすれば万全でしょう。

 

LABO札幌店は”雪どけ”の四月、実績のピークが来ます。
去年の12月、LABO東海店が鉄粉需要で1,500万円余りの記録を造るまでは、
去年四月の”雪どけ”時期、LABO札幌店が、
立てた1,400万円余りの記録を持っていました。
しかもこの忙しさが、
四月に続いて五月、六月まで続き、時には七月まで続きます。
本州のLABO店舗で言えば12月が四ヶ月くらい続くようなものです。

 

“雪どけ需要”とは、そんなに大きく、長いものなのです。
それは北海道だけでなく東北など降雪地域ならば共通して持っているはずで、
しかし現状のガソリンスタンドさんでは、
冬タイヤ⇒春タイヤの交換需要があるので、そちらに気と手を取られて、
“雪どけ需要”は、あまり開発されていないのが現状です。

 

冬タイヤ⇒夏タイヤの交換需要は、
ひと雪降ったら集中的かつ短い夏タイヤ⇒冬タイヤの交換需要とは違って、
比較的長い期間の中で起きてくるので、
洗車やコーティングの”雪どけ”需要にまったく手が出ないわけではありません。

 

LABO札幌店に新記録を造らせるような大きな需要、
それも3~4か月も続く大きくて長い需要を、
ガソリンスタンドさんが多いキーパープロショップの皆さんに、
ぜひ掴んでいただきたいとして、
そのきっかけに、”春の”キーパー選手権の復活を、
瀧澤所長がしきり言っていました。
言いたいことは非常によく解かります。

 

以前開催していた降雪地域限定の”春の”キーパー選手権は、
この時期、キーパー技術コンテストを全国で開催するために、
両方の開催は無理だろうと、中断したままになっています。

 

たしかに、キーパー技術コンテストは参加者がものすごい人数になっていて
予選、地区チャンピオン決定戦、全国チャンピオン決定戦で、
たぶん計80開催くらいになると思いますが、
営業所スタッフは全力を技術コンテストに使っています。

 

やはり「技術コンテスト」と「春の選手権」の両立は無理でしょうか。
しかしまず、だいいちに考えるべきは、
これによってメリットを受ける皆さんにとっての都合はどうなのかでしょう。
両方をやることによってデメリットはないのでしょうか。
それをよく考え、検討した上で、
主宰する私たちの都合を考えるべきです。

 

そう考えた場合、かならずしも「選手権」の形にこだわることなく、
降雪地域の「春のコーティング祭」とか「春のコーティングキャンペーン」とか、
色々なパターンも考えられます。
「選手権」は、”競う”ことで、みなさんの機運を盛り上げる訳ですが、
「春のコーティングフェア」とかでも、やり方次第で効果が出せるはずです。
しかも、この期間中には、毎年4月15日から放映のテレビCMが入ります。
書いているうちに、だんだん、つじつまが合ってきました。

 

明日の営業所長会議で、さっそく話しあってみましょう。

 

千歳空港を飛び上がった飛行機は、
これを書いている間にずいぶん飛んで、
中部空港に近づき、高度を下げて、中央アルプスがキレイに見えました。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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