2016年07月15日(金曜日)
7.15.人に必要とされ、役に立つこと。働くこと。
インドのマザー・テレサが、
スラムの路上で行き倒れ、弱り、死ぬ間際になった貧しい人に、
「あなたは、主に望まれてこの世に生まれてきたのです。あなたは必要でした。」
そう語りかけ、
死にゆく多くの人の心、たましいを救ったのだそうです。
自分だったらどうでしょう。
貧しく、救われず、
立ち行かれずに倒れ、絶望と失意の中で死んでいく自らに、
「あなたは望まれて生まれてきました。」
「あなたは必要だった。」と
やさしく言葉をかけられたとしたら、
どんなに幸せな安堵した心になれるでしょうか。
人は、人から必要とされることで生きていられるのだと思います。
必要とされるには人の役に立つことでしょう。
人の役に立つこととは、まさに、仕事をすること、働くことです。
とすると、
人は、働くことによって生きていられるのかもしれません。
働くことによってお金を得て、
そのお金で生きているのではなく、もっと単純に
働き、人の役に立ち、必要とされることによって生きていられるのかもしれません。
宝くじで1等に当たって○億円を得た人の約8割が自己破産するそうですが、
人を幸せにするのはお金ではなく、
人は働いて、人の役に立って、必要とされることで幸せになるのかもしれません。
我が家の水槽は、3匹100円でホームセンターに売っていた「エサ金」が主役です。
エサ金だから、食べられるために生まれ、育てられたはずですが、
エサをもらい食うことが生き甲斐のように、
おかあさんが近づいてきただけで、
8匹のエサ金は、大騒ぎです。
(3匹100円×3セット=9匹買ったのですが、すぐに一匹死んで8匹です。)
一緒にいるのはデカクなり過ぎたドジョウ。
エサ金が食べられる為に生まれたとは、人間の勝手であって、
そんな事はお構いなしで、エサ金は今日も食うのです。
会社の近所で畑をやっているおじさんが、
時々陸ガメの「トンボ」にキュウリや野菜をくれるのですが、
昨日、ばかでかいピーマンをくれました。
何のためにこんなにデカくなったのでしょうか。
興味本位で人間(私)が食べたら、普通においしいピーマンでした。
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