2016年10月17日(月曜日)
10.17.男にとって一番言われたくないこと
私の知っているごく狭い世間の中だけのことかもしれませんが、
私の知っている経営者で中年層以上の男性には、バツイチがとても多いのです。
若い頃に結婚して、離婚し、
再婚して、新しい奥さんとの間に子供が生まれて平和に暮らしている。
具体的に名前を上げるわけには行かないが、本当にそんな人がすごく多い。
よく考えてみると、あの人も、あの人もと思い出します。
それぞれの人から別々に聞いた一人一人の話を思い出してみると、
一つの共通項があることに気が付きました。
彼らが言うには、
「前の奥さんから『あなたのせいで私はこんなに不幸だ。』と、いつも責められた。」
のだ、そうです。
妻から「私は”幸せ”です。あなたのおかげです。」と言われ、
感謝されるのは、
男にとって大きな幸せです。
その幸せな気分の大きさを思うと、反対に、
妻から「あなたのせいで私は不幸だ。」と言われる夫の不幸せの大きさも
容易に想像がつきます。
妻が、夫のせいで不幸だと言うことで、夫も不幸になるのならば、
この夫婦は一緒にいることでお互いに不幸なので、
一緒にいる理由はなく、当然、離婚するでしょう。
多くの男性は、
女性を幸せにしたいと思って結婚します。
多くの場合は本当にそうです。
経営者になるほど力を持った男性は特にそうです。
女性を幸せにして感謝を受けることによって自分も幸せになれると思います。
しかし、
一部の人とは思いますが、
一部の女性は、いくら幸せの素をもらっても、
まだ足らないと思い続け、いつまでももっともっと欲しいと思い、
自分は、もらっている幸せの素が足りない不幸な女だと思い続け、
「あんたのせいで私は不幸だ。」と、夫を責め続ける人がいます。
不幸の理由はいくらでもあります。
経済的に恵まれても、夫に色々な問題や事情がある場合もあるでしょう。
しかし、それでも男にとって一番つらいのは、
「私はあなたのせいで不幸だ。」と言われることです。
これを言ったらおしまいです。
それがどんな理由であろうと、
夫のせいで自分は不幸だと思い、夫にそう言ったとしたら、
その女性は本当に不幸であり、夫がどのようにしても、
たぶんずっと不幸なのでしょうし、
「あなたのせいで私は不幸だ」と言われる夫は、本当に不幸ですから、
当然の帰結として離婚するのでしょう。
少なくとも「あなたのせいで私は不幸だ」を言ったら、破滅するしかありません。
でも、そうやって離婚した人が、
再婚した相手と、多くの場合、幸せにうまくやっているのは不思議です。
学習能力があったということでしょうか。
でも、少なくとも
「あなたのせいで私は不幸だ。」とは言わない女性と再婚しています。
幸いにも、
私は「あなたのせいで不幸だ」と言われたことはありません。
「あなたのおかげで幸せです。」とも言われたことはありませんが。
それでとりあえず平和です。良かった良かったです。
Posted パーマリンク