2017年01月08日(日曜日)
1.08.仕事をさせる人とさせられる人。
KeePerのケミカルを、
決まった道具を使って、
マニュアル通りの方法で施工をすれば、
とりあえずKeePerの被膜は出来ます。
しかしそれで、必ず車がキレイになるとは限りません。
”キレイにしたい”と思って作業をしなければ、
KeePerコーティングはキレイになりません。
KeePerのケミカルと、
決まった道具で、
マニュアル通りの動きをしただけではキレイにならないのです。
なぜかというと、
決まった通りの作業をしただけでは、
たとえば、
塗りむら、拭き漏れなどは出ます。
キレイにしたいと思って見なければ、
それが見えず、気づかないので、
塗りむら、拭き漏れは残されたままになり
車はキレイになりません。
KeePerの作業がされただけで、
その車はキレイになっていないのです。
KeePerコーティングの”目的”は、
「車がすごくキレイになる。」ことであり、
KeePerのケミカルと、
決まった道具で、
マニュアル通りの動きをすることは”手段”であり、
“手段”とは、”目的”があってこその”手段”であって、
目的を見失った手段は、目的を実現ことはありません。
ただ、この場合の目的「キレイ」は、
人の感性のものであるので、
「キレイにしよう」では動機として弱く、
本気で「キレイに”したい”」と思えた時に、強い動機となり得ます。
この「キレイにしたい」は、
多くの場合、
お客様のお車がすごくキレイになった時に、
お客様がすごく喜ばれるので、
お客様が驚き、喜ぶことが、
KeePerコーティングを施工する者にとっての楽しみであり、
本気で「キレイにしたい」という動機につながっていくものです。
だから、お客様が喜ぶこと、
つまり人が喜ぶことが、自分にとっての喜びにもなる人だと、
容易にその方程式が成り立つのですが、
人が喜ぶことなんかどちらでもいい人には、
残念ながら、この簡単な方程式が成り立ちません。
本気で「キレイにしたい」と思えば、
塗り漏れや、拭き残しが、キレイではないものとして、
いやがおうにも目について、
それをキレイにしたいと思うので、
キレイな仕上がりになるのが普通です。
問題は、
いやいや仕事をさせられている人が多くいて、
そういう人にとっては、
仕事は労苦でしかなく、
“作業”をすることが仕事であって、
車をキレイにしたいとは思わないので、
作業はしても、車がキレイになるとは限りません。
いくら作業方法を研修で習っても、
訓練をうけても、
ちっとも車はキレイになりません。
仕事をさせられる人を作るのは、
仕事をさせる人であって、
仕事をさせる人と、仕事をさせられる人とは常に一対のようです。
役職を持った人でも、
お客様に喜んでもらうことが自分の仕事ではなく、
人に作業をさせることが仕事だと思っている人は、
自然、仕事をさせられる人を造ってしまうようであり、
お客様が喜んでいただくことは、忘れられがちになるようです。
お客様のお車は、させても、させられてもキレイになりません。
上の立場の人であっても、
下の立場、あるいは、どんな立場の人であっても、
仕事をさせる。させられるではなくて、
共にお客様のお車をキレイにしたいと思って正しく仕事をすれば、
車はキレイになります。
Posted パーマリンク