2017年01月25日(水曜日)
1.25.受動的”やらされ仕事”が一番楽だが、つまらないこともある
私たちの仕事は店舗スタッフが一番多く約250名いますが、
営業スタッフ、つまり。
キーパープロショップをはじめとするキーパー施工店さんへの営業と、
トレセンでのトレーニングを仕事にしているスタッフが約70名います。
店舗での仕事は、
来店されるお客様を受け入れて、
お客様のご要望をよく聞いて実現する仕事ですから、
基本的に受け身の仕事の性格を持っています。
ただ、「キレイにしたい」「お客様を喜ばせたい。」の気持ちで仕事をするので、
決して”やらされ仕事”ではありません。
お客様に喜んでいただき
同時に「ありがとう」の言葉もいっぱいいただくので、
自分の意志の実現が、遣り甲斐の実現が比較的ストレートに行われるので、
店舗スタッフの志気が途切れることはありません。充実しています。
しかし営業職の仕事は、
自分の意志による目的を持ち、
積極的にスケジュールを立てて能動的な活動をしないと、
受け身の仕事となり、“やらされ仕事”になりがちです。
逆の言い方をすると、
言われるがまま、
仕事を与えられるままに仕事をしていても、
仕事はいつもいっぱい与えられるので、
毎日の時間は過ぎて、仕事をしているような気になってしまうけど、
実際は、仕事をさせられているだけで、
自分自身が持つべき目的を果たすものではありません。
しかし、
”やらされ仕事”は、ただそれに身を任せていれば良く、
自分の意思を働かせなくてもよいという意味では一番楽であり、
良く働き、良く働かされれば、ほめられ、喜ばれるので、
楽だけでなく、楽しい部分もあります。
しかし、
”受け身仕事”&”やらされ仕事”だけでは、
自分の意志の実現、自己実現には結びつかないので、
ふと、つまらなく、むなしく思えることもあるでしょう。
また、ややこしい話ですが、
積極的なやらされ仕事というものもあります。
客先からほめられることを期待して、本来持っている仕事の目的よりも、
客先からほめられることを価値基準にして働くと、
やらされ仕事と、結果的に同じことになります。
でも本人はそれに気が付かずに、
主体的に仕事をしているような気になりながら、
客先の期待に沿った仕事をしようとするので、
結果的にさせられていることと同じことになります。
だから当然、
自分の求めているはずの結果は出ず、迷路にはまりこみます。
解決策は簡単です。
自分の仕事は、自分の目的を実現することに決め、
自分の意志で、
前もって、先手で、
自分のやるべき行動を、
自分のスケジュールとして、自分で決めることです。
自分のスケジュール、つまり自分の行動を自分で決めれば、すべて解決します。
Posted パーマリンク