谷 好通コラム

2017年07月05日(水曜日)

7.05.朝7時半発、夕5時20分着の東京日帰り、以降用件あり

今日はどうしても受けなければならない東京での取材が一つ、
そのついでにと面接が3件追加され、
しかし、どうしても果たさなければならない名古屋での用件が、
ギリギリ夕方6時にあったので、
東京営業所に10時半に着いて、午後2時にはUターンで出て、
東京駅から新幹線で名古屋に帰る。
これだけでも十分にバカバカしいのに、
明日は、なんと、午前10時までに
また東京営業所に着かねばならない。
しかも、この日は夜まで用件があるのに
なんとしてもまた名古屋に帰らなくてはならない。
その次の日の午後に、
ちょっとした大事があって、
私はどうしても明日のうちに名古屋に帰っておきたいのです。
これではまるで毎日東京に出勤しているようなものでムチャです。

 

時間が必要なだけ用意できなくなって来て、
毎日、綱渡りのようなスケジュールが続きます。
そんなことは、私はもともと好きなので、
楽しんでいられる内はいいが、
そのうちにダブルブッキングなどで、
誰かにご迷惑をかけてしまいそうで、そんな不安はあります。

 

しかし自分の軸になる予定は、
つまり自分が持っている仕事の目的を実現するためのスケジュールは、
自分で真っ先に入れていきます。
そうしないと、スケジュールが込み合ってくると、
人からの要請の予定ばかりになって、
「働かされている状態」になってしまいます。

 

私は自分の意志で自分を動かしたいので、
肝心な自分の目的を持った予定は、一番初めに自分で入れます。

 

スケジュールは、求めるべき結果を先に入れて、
その結果を生むための段取りを、具体的にスケジュールの中に入れていきます。
そうすると、自分の思ったような結果が、有るべき時に実現して、
目的が達せられます。
その逆はだめです。
求めるべき結果はあったとしても、
それを実現するためのスケジュールは、行き当たりばったりで、
始まりから順に過程と結果が出て、有るべき時に実現することはありません。
結果は、有るべき時に実現して初めて役に立つのであって、
その結果が、もう不要な時になってから実現しても、何の役にも立ちません。
そんな人は無用な人として人から必要とされません。
結果は結果でも、
あるべき時に実現すれば、
必要とされる結果となり、
多くの人の役に立って、
それを実現した人は有用な人としてみんなに必要とされます。

 

問題は、物事を論理的に整理し、
それを実現するための論理的なスケジュールを前もって作って、
それを、着実に実現し、必要なあるべき時に結果を作り出すことです。

 

しかし、ふと思ったのですが、
あまりにも予定をぎっしり詰め込むと、
自分で立てた予定に、自分が「こなし」に入ってしまい、
その行動の意味を忘れてしまって、着実な結果を出す為の意味を
見失ってしまうことがあります。こなすのにいっぱいいっぱいになって。
いかんですね。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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