2018年05月12日(土曜日)
5.12.問題意識を持って見ると、解決すべき問題が見える。
今日は福岡に店舗の物件を視察に行ってきました。
往復とも新幹線で、当然、日帰り。
片道3時間半の新幹線は、PCもちょっと飽きます。
でも私はしょっちゅう4時間の耐久を実践しているので大丈夫です。
それにしても店舗物件が良く出てきます。
以前はあんなに無かった物件情報が、
今では見に行くのが大変なくらいたくさん出てきます。
何が変わったのでしょうか。
第一の要因は、
東証1部上場して会社としての社会的な信用が上がったことでしょう。
これがあるかどうかでかなりの差がある事を
やって見て初めて知りました。
次に年間に二十件にもおよぶ出店実績です。
情報は実績のある所に自然に集まってくるもののようです。
情報がたくさん集まってくるから出店実績が出来、
出店実績が出来るからまた情報が集まってくる。プラスのスパイラルです。
このプラスの発端をどこで掴むか。
問題はそこですが、
私たちの最初のきっかけは、
専属の担当に専門知識はなくとも思いっきりの実力派をあてて、
本気の度合いを上げたことと、
もう一つは”反応の速さ”。
情報が入ったら、その物件の地元のマネージャーが、
出来るだけ早く見に行って、土地勘を活かしてとりあえずの○×を出し、
担当に伝えて、情報の元の相手に伝えること。
この速さが、どれだけの効果があったかは不明ですが、
今現実にたくさんの情報を頂けるようになっているのは、
このことも少しは関係あるのでしょう。
そして、地元マネージャーが○を付けた物件は、
東西の支社長、あるいは私が見に行って、
両方が○の場合に、初めて本当のGOになって、
再度、実力派の交渉担当の出番になる。その間、遅くとも一週間。
こうやって一生懸命、物件を探し出し起用していくのですが、
まったくそんな手続きなしに、
ダイレクトに物件を起用する場合もあります。
つまり、
私がその辺を車で走っていて、
道路端の土地に[貸地]の看板を見つけて、
その場で、看板に書いてある電話番号に電話して、
早ければすぐに、その貸主の所に行って、土地貸借の話を決めてしまう。
北神戸店(現大阪トレセン)がそうでした。
新しい所では福山店もそんな感じで借りる話を決めました。
他にも何件かあります。
最近では、久留米店が典型的にそんな例です。
その場での直観で決めてしまうので、責任重大です。
その久留米店が、
もうすぐ1年を迎えるのに、
二年目のジャンプの兆候が見えてこないのです。
ごく普通に新店舗として課せられている「予算」はクリアしているのですが、
久留米店の置かれている好立地と、
大型店である事を考えるとまるで満足できません。私の感覚では不調です。
どうするべきか。
とりあえず福岡での物件視察があったので、ついでに見に行くことにしました。
問題意識を持って見ると、
問題がいっぱい見えてきます。
一般論として
「自分はこれでいいのだ。十分に分っている。問題ない。」と思っている人は、
十分なのだから、何も学ぶことは出来なくなって成長も出来ないでいるが、
「自分はまだ全然だめだ。全然解かっていない。問題だらけ。」と思える人は、
どんどん吸収できるし、ガツガツ学べるし、問題を解決して成長出来る。
問題意識を持たないと、解決すべき問題が見えてこないが、
ふと、問題意識を持てれば、
解決すべき問題がいっぱい見えてきて、
問題を解決すれば、現状を打破して、成長できる。
動線とか、
看板とか、
その表現とか、
入り口とか、出口とか、ベンチとか、
いっぱい問題を提起して、解決法を示してきた。
この店舗ももうすぐ二年目のパワーがみなぎっているので、
成長とジャンプを邪魔しているかもしれない問題点を、
問題意識を持って、ちょっと解決すると、
素晴らしいジャンプを見せるような気がします。きっと大きくジャンプします。
実力十分の大庭チーフ。
新入社員の大林スタッフ。もうすぐ一級です。
相当に経験を積みました。大丈夫です、増田店長。
福山店の奇跡の復活を実現した貞重マネージャー。
今度は久留米店の番です。
洗い場と仕上げ場は少し狭いので、動線が肝心になります。
福岡トレセンにつながる不思議な3台分のブース。
普通にKeePer LABOです。
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