谷 好通コラム

2019年07月10日(水曜日)

7.10.日照時間4時間、前年比13%、26年ぶり、問題はその後

中部地方は、
先週の日曜日から晴れ渡って
どの店舗もよく洗車とコーティングのお客様で賑わっていました。
まだ梅雨が明けた訳ではなく、
天気予報では雨マークが先の日に付いているが、
つかの間の晴れに、汚れた愛車に我慢ならなくなったお客様が、
待ちかねたように来られているのです。

 

 

しかし、
関東地方では、
6月後半から7月にかけて、ずっと雨または曇りが続き、
7月に入ってからの日照時間わずか4時間、前年比13%、
気温も上がらず。26年ぶりの冷夏とテレビが言っていました。
野菜の値段が上がって、みんな悲鳴を上げているとも。
洗車・コーティングの場合は、
もちろん値段を上げる訳にもいかず、
早く梅雨が明けることを祈るしかありません。

 

たまに降る雨ならば、
洗車はダメージを受けても、
車を守る役割のコーティングは、お客様は予約通りに来られて、
洗車ほどにはダメージを受けないのだか、
ここまで雨が降り続き、
太陽が出ないと「キレイにしたいマインド」が、上がらず、
コーティングも洗車と同様、需要がガクンと落ちます。

 

しかし、梅雨はいずれは明けて、必ず暑い夏がやって来ます。
洗車コーティングのシーズン到来です。
お客様の「キレイにしたいマインド」は一気に跳ね上がり、
店舗の予約表はあっという間にびっしりになります。
そんな大きな需要によって、梅雨の間の不振を一気に取り戻すのですが、
暇な梅雨の間のペースから、
繁盛期のペースに自分の切り替えが出来ず、
のんびりした梅雨のペースから抜け出せない店舗では、
押し寄せるお客様と予約の嵐を、
つい、「断ってしまう」店舗があります。
こんな店が、梅雨時期のような暇な日と忙しい日が交互に来るような時期に、
ガクンと実績を落とし、
お客様のマインドが高まっている時に、
そのマインドを不快な「断り」でぶち壊して、
お客様に、その店を、大嫌いにさせてしまいます。

 

お客様がその気になってくれた時にこそ、
その店がそのマインドを「歓迎」するのか、
それとも
同じ給料なら楽をしていた方が得だと思って「断る」のか、
店の繁盛ぶりは、そんなつまらない差で決まってしまいます。

 

予約が詰まって来ても、繁盛期には、
暇な時期のシフトと同じでいいわけがありません。
頑張るべき時は、みんなで頑張ってお客様の期待に応えるしかあれません。
お客様のマインドが高まっている時、
つまり、自分達が望まれている時、
自分達の能力を求められている時、
頑張れない楽をしたい人は、
お客様から求められないのは当たり前ですが、
店舗からも、仲間達からも、必要とされません。
社会人として、誰からも、必要とされない落ちこぼれです。

 

そんなクズがいたら、
絶対にお客様からの電話に出させてはいけません。
道路から「洗える?」と声をかけてくれるお客様の相手をさせてはいけません。

 

そんな「同じ給料ならば楽をしたい、」
あるいは「客を断った方が得だ。」と思っているクズがいたら、
とっとと追い出すに限ります。
そんな輩を首にすることは、販促に金をかける何倍もの効果があります。

 

ものすごく乱暴なことを言っているようですが、本当の事です。

 

また、本文とは関係なく美人なチーちゃん

 

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2019年07月10日(水曜日)

7.09.私もいつか必ず死ぬが

当然、私もいつか必ず死ぬ。
そうでない可能性はゼロだ。
だから、私は、私が死んだ後のことも考えざるを得ない。
そうでなければ、
私は生きている時の責任を、
死んだことによって放免されることを当てにしている事になるので、
それは無責任な生であり、無責任な死である事になる。

 

死んでしまえば、生きていた時のあらゆる責任から逃れられるのならば、
生きていた時に、何をしてもいい事になる。
だから、私も、私以外の人も100%必ず死ぬのだから、
100%逃げられることが判っている上での犯罪は
最強の犯罪ということになる。
そんなことがあっていいはずがないので、
私は自分の死後のことも考えて、どう責任を取るかを決めておかねばならない。

 

でも、死んだら何もできなくなるのだから、
どうしたって責任を取りようがないので、
何をどう考えたって、何にもならないし、
そんなことを考えていたら、
やたらと面倒くさくなって、
死ぬのを怖がる必要もないような気になってきた。
世の中はすべからくフィクションで出来上がっていて、
実体は気が付くと無いそうだ。
だとしたら、私は死んでも、死んでいなくても実体がなく、
意味もないことになる。それはちょっとつまらないので、
死ぬまで一生懸命生きることにする。
あと十年なのか、二十年なのか分らないが
死ぬまでは、誰でも一生懸命生きることが出来るので、
馬車馬のごとく精一杯、生きてみよう。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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