谷 好通コラム

2019年07月30日(火曜日)

7.30.KeePerがインタープロトシリーズの冠スポンサーに

インタープロトシリーズとは、
レース界のレジェンドの一人、関谷正徳氏が提唱して始めたレースです。

 

モータースポーツは昔から車のメーカーの代理戦争の一面があり、
それはそれで大いに意味があることは解かっていても、
レースに参加するドライバーを、
出来るだけ平等な条件で、アスリートとして戦うようなレースがあってもいい。
そんな呼びかけに応えたのが、
モータースポーツファンならだれでも知っている超有名な
トヨタ系「石浦宏明、坪井翔、中山雄一、宮田莉朋、小高一斗、阪口晴南、
蒲生尚弥、土屋武士、山下健太」
ニッサン系「ロニー・クインタレッリ、松田次生」
ホンダ系「福住仁嶺、野尻智紀」など、
日本を代表するチャンピオンたちが、
自動車メーカーの枠組みを超えて
レーシングアスリートを標榜して多数参加しています。

 

参加する車は、
すべて共通の「KURUMA」という本格的な
カーボンモノコックのミッドシップレースカーです。
排気量は4000ccで、FJクルーザー用の頑丈なエンジンであり、
しかし、とうぜんレース用にチューニングがされており高性能を実現しつつ、
もちろん頑丈で、運用において高いコストパフォーマンスを実現しています。
ミッションは最新のシーケンシャルでトップドライバーの要求に応えています。
タイヤも横浜タイヤの全面的な協力で、全車が同一のタイヤを履く。
本格的な性能でありつつ究極の高コストパフォーマンスを実現した「KURUMA」

 

この共通の「KURUMA」を、
全国の例えばカーディラーのオーナーが所有して、
自らこの「KURUMA」を駆ってインタープロトジェントルマンクラスに出場する。
つまり、この本格的なレースカーを所有するだけの資金力を持ちつつ、
自らもレースに出場する勇気ある無謀なオジサン達が本格的に出場するのだ。
それがジェントルマンクラスのレースで、タイム的にも中々で、
面白いレースを見せてくれる。
それぞれの「KURUMA」には、
前記の超有名なチャンピオンたちがそれぞれ専属で付き、
ジェントルマンレーサーたちをマンツーマンで教えるのだから、
究極の個人レッスンとも言え、
ジェントルマンレースも、決して侮れないレースだ。

 

しかし、インタープロトの神髄はやはりプロドライバー達のレースである。
本格的な日本を代表するチャンピオンたちが、
正に究極のイコールコンディションでの超迫力のガチンコレースを戦う。
周回ごとに抜きつ抜かれつの大迫力レースは驚異的なデットヒートと言える。
レースは富士スピートウェーで4戦行われ、
それぞれ8周から10周のスプリントレースを2回連続して走り、
この変則的レースも面白さを掻き立ててくれる。
まじなガチンコレースを、2回続けて見られるのだからたまらない。

 

特に若いレーサー達は、自分の実力を示せる絶好の機会なので、
遠慮なしにスーパーフォーミュラチャンピオンや、
スーパーGTチャンピオンの先輩達に襲いかかっていく。
その姿は、鳥肌が立つほどに興奮させられ痺れるし、泣けてくるぐらいだ。
こんな面白いレースはない。絶対に保証する。

 

このレースは、本格的に面白いが、
自動車メーカーのバックアップがある訳ではないので、運営的には楽ではない。
しかし、このレースの面白さに気が付いた観客が徐々に増え、
観客席も、まだ少ないが、ぽつぽつ埋まり始めている。

 

KeePerがこういう本物のレースをカバーすることによって、
コーティングとして本物であるKeePerをアピールできるのではないかと考え、
純粋に宣伝効果を得る為に、
KeePerをIPS(インタープロトシリーズ)の冠スポンサーとしました。

 

手始めに、夏のキーパー選手権を盛り上げる企画の一つとして、
富士スピードウェーに来場可能な位置にある地域のキーパーPRO SHOPで、
キーパーコーティングの施工のお客様に対して、
IPSのレースが開催されている間の入場料を無料とする企画を行います。
これによってKeePerの本物ぶりをアピールすると同時に、
インタープロトレースの面白さを、世により広く知らせられたらと考えました。

 

企画の実施は、キーパーコーティングを施工していただいたら、
今年はあと3回開催されるIPSレースにご招待します。
特典は
・無料で入場できる。
・コース内側のP17.18.に駐車できる。
・ピットウォーク自由。
・好きなドライバーとツーショットで自撮りのチャンス。
・好きな場所で好きなだけIPSのバトルを楽しめる。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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