谷 好通コラム

2020年03月14日(土曜日)

3.14.明けない夜はない。

テレビで大相撲三月場所を見ると無観客相撲と言うことで、
無人の倉庫に中で相撲をやっているような感じで異様な光景だった。
チャンネルを回してプロ野球のオープン戦を見ても無観客試合。
でも、そんな場面を見続けていると、
なんとなく馴染んできて、
それほどは違和感がなくなってくるのは情けない。
しかしそれにしても、
春の選抜高校野球は大会そのものが無くなってしまい、
多くのスポーツの試合が無観客になったり、中止になったものも多い。
旅行や観光は全滅で、飲食業も相当な痛手を負いつつあり、
あらゆる産業に大きく影響を与えているようだ。

 

人が多く集まること自体が危険だと言うのだから、
人間の社会性そのものを否定されたようなもので、つらいものです。

 

でも、
どんなに長く深い夜があったとしても、朝は必ず来るように、
どこかの時点で、感染した後に回復した人の体には抗体が出来るので、
新型コロナウィルス感染症はピークの後「収束」し始めます。

 

それが最終的に「終息」にたどり着けるかどうかはまだ分かりませんが、
新型コロナウィルスがどんなに手ごわいウィルスであったとしても、
1年か2年後か、いずれは「ワクチン」が大量に造られて
「予防」出来るようになったら、
新型コロナウィルスも、
感染したら恐ろしい、が、
ワクチンや抗生物質で制御されている
他の何百種類もの細菌やウィルスの仲間入りです。

 

しかし、このワクチンを造るには、
安全を臨床で確認すること等のたくさんの過程があって、
大変時間がかかるので、今は、感染しても重篤になる患者を減らすことと、
感染のピークをできるだけ後ろに持って行く時間稼ぎの必要があるようです。
しかし、ワクチン製造のための初期段階、ウィルス株の分離は、
すでに成功したと書いてありました。あとは時間の問題です。
その時間が、数か月なのか1年、2年かかるのかは判りませんが。

 

雨の土曜日の今日半日、
インターネットを検索しまくって、
読みまくったインスタント知識でした。

 

明けない夜はないように、
あるいは、
壊滅的なダメージを受けた東北が、今は、見事に立ち上がっているように、
今は先が見えないロルナウィルス禍で、不便をしたり、
苦しんでいる人がいたり、経済的な打撃を受けている人にも
必ず平穏な生活が戻り、今以上の繁栄が帰ってくるに違いありません。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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