2020年03月21日(土曜日)
3.21.人と動物は昔から一緒に暮らしてきました
昨日から娘と二人の孫が富山から帰省で帰ってきています。
新型コロナウィルス禍で、
全国的に学校が休みだったのですが、
富山は感染者がまだいないので16日から出校していたそうです。
その16日に、
上の孫の男の子が高校入学試験の発表があったのですが、
見事合格して、第一志望の富山中部高校に入れることになりました。
我が孫は、爺や婆に似ず、思わぬ優秀な孫だったようです。
うれしくて、つい、恥ずかしくもなく自慢話です。
すみません。
その上の男の子は、
我が家帰ってくると猫のチーちゃんがひいきで
いつまでもチーちゃんの背をやさしく撫でて癒されています。
チーちゃんはじっとして、撫でられながら時々顔を見上げています。
言ってみれば”静”のおもてなし。
下の孫の陸上選手の女の子は犬のリンダがひいきで、
彼女のことが大好きなリンダも、
彼女を見つけると体中で喜びを表し、
駆けずり回って、嬉しすぎて、しばらく、彼女とおもちゃで遊んで
くたびれると彼女の膝の上でウトウトとしています。
言ってみれば”動”のおもてなし。
新顔の子猫の小ミミはマイペースです。
犬のリンダとは、まるで兄弟のように仲が良く、
決して歯を立てず絡み合って遊びます。
でも、たまに小ミミの爪がリンダを突くのか、
リンダが小さく「キャン」と言いますが、傷になったことはありません。
私の布団はめちゃくちゃです。いつもこうです。
リンダと小ミミは、本当の兄弟のように仲が良く、
連れ合いがリンダを膝に抱いていると小ミミが割り込んで一緒に抱かれます。
逆に、小ミミが連れ合いの膝に抱かれていると、リンダが割り込んできて、
二匹が一緒に抱かれています。
この二匹は別の種の生き物とは思えない本当に不思議な仲良しです。
その小ミミは、実はチーちゃんの方がもっと好きで、
チーちゃんが寝ていると、小ミミがおもむろに抱き着いていくので、
チーちゃんは怒って「シャー」と威嚇するのですが、決して噛んだりはしません。
小ミミもチーちゃん本気の威嚇を”へ”とも思わないのか、
しつこく抱き着いて行って、何度も何度も「シャー」と威嚇されていますが、
とうとうチーちゃんは逃げ出してしまいます。
それでも、チーちゃんは小ミミに敵意を持っているようには見えません。
うっとおしいだけでしょう。
しかし、何気なくリンダも加わって
三匹でコタツの下で寝ている時もあります。
不思議な三角関係の、我が家のリンダとチーちゃん、小ミミです。
娘と孫たちは帰省と言っても、
実はこの三匹の犬と猫に会いに来ているのかもしれません。
もちろん、そんな事はないのでしょうけど、三匹はそれくらいよろこびます。
人と動物は昔から一緒に暮らしてきました。
特に人類が農耕生活をするようになって定住するようになってから、
人と動物はより密接な関係を持つようになって、
生活に潤いを与えてくれるようになっていますが
やっかいな疫病もたくさん持ち込むようになっています。
インターネットを調べていて、ウィキペディアにこんなことが書いてありました。
「感染症が人間の社会で定着するには、
農耕が本格的に始まって人口が増え、
数十万人規模の都市が成立することが必要でした。
貯蔵された穀物を食べるネズミはペストなどを持ち込んだ。
家畜を飼うことで動物由来の感染症が増えた。
はしかはイヌ、天然痘はウシ、
そしてインフルエンザはアヒルが持っていたウイルスが、
人間社会に適応したものです」
今、全世界の人類の敵、新型コロナウィルスとも共存していくしかないようです。
小ミミは本当にヤクザ顔をしています。ちなみに乗っているのは私の枕です。
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