2020年03月30日(月曜日)
3.30.多くの人々が隣人を失ったような悲しみを感じた
新型コロナウィルス感染による肺炎で、
志村けんが亡くなったニュースは、
センセーショナルであり、好感度の高い志村けんの死は、
多くの人々に隣人を失ったような悲しみを感じさせ
このウィルスの恐怖を思い知らせた。
東京という人口密集地では、
非常事態宣言を出して、
経済活動を完全に止めるまでにしないと、
たとえばイタリアの悲劇的な状況を防ぐことは出来ないのだろうか。
だとするならば、
私たちも自らの店舗を閉めることに躊躇はしない。
私たちの店舗での仕事は、
その多くが風通しの良い屋外での作業であり、
コーティングブースにおいても、常に十分に換気されている環境であり、
作業も常に「一人一台」ずつの作業を徹底しています。
一台の車を複数のスタッフが共同で作業すると、必ず作業漏れが出るし、
作業の質にムラが出るので、
伝統的にKeePerでは「一人一台真剣集中」が合言葉になっています。
またお客様からの受注接客は、店長あるいはチーフが主に受けるので、
若い子が不特定多数の方と接することはほとんどなく、
あったとしても、屋外での会話になるので、
「密集」「密接」「密閉」には当てはまらず、
もちろん、常にマスク着用の原則と、
車を移動する時、作業を始める時には
アルコールでの手の消毒を義務付けているので、
働く子たちの新型コロナウィルスへの感染リスクの回避は、
十分にクリア出来ていると考えていました。
しかし、お客様は不特定多数であり、
お客様用の待合室は、空調を利かせた空間であり、
いくら換気に気をつけたとしても、
他人が同一の空間にいるという事実は間違いなくあるので、
お客様の感染リスクがゼロになる訳ではない。
最大限の注意を払って気をつけたとしても、感染リスクはゼロではない。
車を清潔にするというニーズは、
このような時勢において、お客様はむしろ求められるもののようで、
店舗へのご来店と、作業のご注文は、平常時よりもむしろ増えていて、
人によるのかもしれませんが、
今、この仕事は「求められている」ことを感じながら、
みんな遣り甲斐を持って仕事をしています。
しかし、
東京に非常事態宣言が出されたり、
すべての経済活動を一時的に停止するような事態に、
日本がなったとするならば、
私たちも喜んで、店を閉じて、
じっとしていようと思います。当然です。
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