2020年05月01日(金曜日)
5.01.2020年4月のラボ運営事業の主観的報告とキャンペーンを
(前文)
この解説は、先の「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先に開示された情報が正しいものです。
この2020年4月は、
日本のみならず世界中を新型コロナウィルスに蹂躙された月でした。
日本では4月初旬に政府によって「緊急事態宣言」が発令され、
キーパーラボは休業を要請された業種ではありませんでしたが、
特に感染の度合いがひどかった関東地区においては、
一都三県の29店舗において自主的に4月9日から休業することとしました。
休業せずとも
感染拡大の防止に必須の「密集」「密閉」「密接」を防ぐことは出来たのですが、
当初、運営スタッフの恐怖心もあり、ここは一旦休業することにした訳です。
他の全国の店舗は、
北海道の2店舗が今、雪融け期の最需要期で
どうしても休むわけには行かないとして平常運営をした外は、
西日本を中心とした49店舗が、
10時→18時迄の3時間時短営業を9日以降今も続けています。
休業した関東の29店舗は、
時短営業を続ける他店舗から三密を防ぐ営業方法に学んだ上に、
お客様からの営業を求める声に応える形で、
4月29日より、時短営業ながら、営業を再開いたしました。
このような休業と時短営業の実施によって、
この4月の営業時間は相当に短いものになりました。
休業した店舗が多かった東日本の店舗では、
昨年の4月は全38店の営業時間が計11,715時間ありましたが、
今年4月の全39店の営業時間が合計でわずか4,734時間であり、
11,715時間/4,734時間はわずか40.4%にしか過ぎませんが、
4月29日の営業再開以降のご来店はまるで年末のごとく多くのご来店を頂き、
売り上げは前年比49.7%の99,404千円です。
それに対して、
時短営業を続けている西日本は、
43店舗で昨年14,709時間の営業時間が、
今年は9,897時間、前年比70.3%の営業時間にとどまりましたが、
売り上げ金額は前年同月比88.9%の161,706千円と健闘しています。
営業時間が全81店舗で大きく減ったので、当然、来店客数は減り
81店舗の前年同月比で59.7%にとどまりましたが、
高単価のコーティング類はそれほど減っておらず、
更に今注目のEXキーパーが4月だけで156台、約21,000千円貢献して、
平均単価は前年同月比114%の12,538,円/台と12月並みに踏ん張って、
全体の売り上げ金額は、
前年同月比68.4%の261,110千円とよく健闘しました。
その中には、新型コロナウィルス禍の中でも二年目のジャンプなどで、
前年同月比 豊橋店147%、高針店130%、師勝店141%、松坂店123%、
鶴見店126%、交野店125%、広島東雲店159%、広島長楽寺125%、
福岡春日店155%と、大きく伸ばしている店舗もあります。
東西の店舗とも、営業時間が劇的に減ったにもかからず、
営業時間の減った分を大きく上回って売り上げがあったということは、
当然人時生産性も上がっており、
全81店舗で前年同月比107%の7,065円/人時に上がっています。
営業自粛ムードの中で、
営業時間を大幅に減らし、
短時間に中に密集を造らまいと、時間当たりの予約数の密度を減らすなどして
来店客数を大幅に減らす結果になっても、
お客様からの「キレイに対する欲求」の需要は高いものがありました。
私たちキーパーラボ以外の約5,800店舗あるKeePer PRO SHOPにおいては、
その多くがガソリンや軽油の販売を行うガソリンスタンドであり、
燃料の給油という社会的な使命の為にほぼ全店が開店していましたが、
お客様との接触を最小限に済ませるために、
KeePer商品についても一切の営業トークを行わないと決めた店舗も、
業界大手の会社を含めて多くあったと聞いています。
一切の作業を禁じられた店舗もあったそうです。
しかし、
4月の卸部門のケミカル数の出荷実績を見ると、前年同月比約80%もあり、
社会的な使命を果たしつつ、接触を減らすために
燃料油外の商品販売に一切の営業トークを行わなかった店舗が多くあったとは
とても思えないような出荷実績で、正直驚いています。
これはつまり、
KeePerをご利用のユーザーがリピートして、
あるいは、SNSでの高い評価を見て
お客様の方からキーパーを指名され、
受動的に作業されたケースが多かったと考える方が自然です。
お客様の方に「ニーズ」があったということではないでしょうか。
これは、つまり、2009年にあったリーマンショック時、
世の不景気で極端に新車の購買がなくなった時、
今乗っている愛車をもう一年、あるいはもう一車検分乗って、
この危機を乗り切ろうとした需要で
たくさんのKeePerコーティング売れたことがありました。
KeePer技研がまだアイ・タック技研だったころ、
一番大きく成長した時期でした。
今とあの時では、世の中もこの会社も違うので
一緒にしてはいけないかもしれませんが、
お客様のニーズは、あの時と同様の部分があるのではないでしょうか。
そこで考え、企画しました。
「愛車を一新、キャンペーン」
今乗っている愛車を、クリスタルキーパーとダイヤモンドキーパー、
Wダイヤモンドキーパーで「一新」「リバイバル」「新車に再生」
特に新車用のEXキーパーは、このキャンペーンに合うかもしれません。
いずれにしても、「愛車を一新、キャンペーン」は、
お客様にすごく喜んでいただけるような気がします。
このキャンペーンが、暗いコロナウィルス禍で自粛ばかりの世の中で、
明るく楽しいキャンペーンになれば最高です。
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